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闘う労組とり戻し改憲阻止へ 2・15関西 春闘をストライキで闘おう 関生支部が熱烈なアピール

「闘ってこそ希望が生まれる」。国鉄闘争33年の地平を確認し、労働運動を職場からよみがえらせると宣言(2月15日 大阪市)

2月15日、「国鉄分割・民営化による不当解雇から33年2・15関西国鉄集会」が大阪市立港区民センターで開催され、150人が参加しました。
集会の冒頭、主催者を代表して全国金属機械労働組合港合同の中村吉政委員長があいさつを行いました。中村さんは「国鉄闘争が33年間続いていることを高く評価したい。自分も工場倒産と闘ってきたが、闘ってこそ希望が生まれる」と国鉄闘争の意義を確認。「国鉄闘争も弾圧との闘いの歴史だった。国労5・27臨大闘争弾圧では国労本部が組合員を売り渡した。今は関生支部への弾圧がしかけられ、労働組合のない職場にしようとする攻撃が続いているが、絶対に屈しない。団結を固めて闘おう」と述べ、国鉄闘争と関生支部弾圧との闘いに決起しようと訴えました。
 基調報告は動労西日本の東元近畿支部長です。東さんは「国鉄闘争と関生弾圧粉砕の闘いで労働運動をよみがえらせよう」と力強く訴え、JR東労組の分裂に触れながら「『労組なき社会』への攻撃がかけられている。しかし労働者は黙っていない」と述べ、動労総連合の闘いと関生支部弾圧粉砕の闘いの前進を報告しました。さらに「組織拡大の壁を絶対に突破し、労働者の魂をよみがえらせる」と、今春ストライキへの決起を宣言しました。
関生支部の代表から特別報告が行われました。闘争支援への感謝を述べ、弾圧と闘ってきた関生支部の歴史を語った上で、「春闘過程でストライキをやってほしい。行動しなければ労働組合は退化してしまう。みなさんのストライキや権利侵害との闘いが一番の支援になる」と訴え、会場が大きな拍手で応えました。
関西合同労組や高槻医療福祉労働組合など、国鉄闘争全国運動に結集して闘う仲間から次々と闘いの報告が行われました。決意表明の最後に全学連の加藤一樹書記長が発言し、「東労組の分裂は学生でも話題になっている。労働組合も学生自治会も同じ課題が問われている。本気で闘う組織を多くの学生が求めている」と述べ、京都大学での闘いに触れた上で「戦争情勢に対して労学同盟で闘う」と力強くアピールしました。
改憲・戦争阻止!大行進・関西を代表して発言した日教組奈良市の増田順計書記長は、「大行進を結成する中で関生支部や奈良市従など地域の仲間と団結が深まり、職場の闘いに駆けつけあって前進してきた」と、労働組合の闘いと大行進運動が一体で進んできたことを報告し、「2月22日には『棘』の上映会と関生支部の仲間を解雇した吉田生コンへのデモを行う」と語りました。
集会の最後に、動労西日本の橘日出夫さんがまとめを提起し、団結ガンバローで締めくくりました。
戦争の時代は労働者が闘いに立ち上がる時代でもあります。国鉄闘争全国運動が守り抜いてきた闘いの旗が、多くの労働者に求められている時代です。動労総連合を先頭に職場からストライキをよみがえらせ、追い詰められた安倍政権を打倒しましょう!(国鉄闘争全国運動・関西 事務局)

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