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12・6横田デモ 米軍基地をロックダウンしろ

事故頻発、夜間訓練に抗議

米軍基地内でのクラスター発生で住民の命が脅かされる中、地元の青年労働者を先頭に怒りのデモ(12月6日 福生市)

「戦争反対、基地撤去」「夜間訓練やめろ」「コロナ情報開示しろ」「基地は今すぐロックダウン」――怒りに満ちたコールが米軍横田基地を直撃した。12月6日、東京都福生市で「落下物事故を許さない オスプレイいらない 基地を撤去しろ 横田デモ」が80人の参加でかちとられた。
デモに先立ち、改憲・戦争阻止!大行進三多摩実行委員会の青年労働者が主催者あいさつを行った。「低空飛行と急降下の危険な訓練が増えている。基地内のコロナ感染も広がっている。11月14日以降の感染者は90人。米軍は当初は感染者数も発表しなかった。労働組合が地域住民と手を結び、基地撤去へ闘おう」
横田・基地被害をなくす会副代表の福本道夫さんが横田基地の現状を報告。「6月から、22時以降の訓練が当然のように行われている。日米合同委員会での合意事項は守られていない。同じ6月にパラシュート降下訓練が始まり、落下物事故が続発している。米軍も防衛省も公表しない。本来横田基地は輸送機の中継拠点だったが、米中関係の軍事的緊張のもとで実戦的な訓練の基地に変貌(へんぼう)している。この状況に大きく声を上げていきたい」と決意を述べた。
三里塚芝山連合空港反対同盟の伊藤信晴さんは、コロナ情勢で一切の矛盾を労働者に押し付ける菅政権に怒りを表し、「成田空港の需要拡大のために、市東さんの農地を奪う空港会社は許せない」と訴えた。羽田空港発着便の都心低空飛行に反対して闘う仲間は、この間、旅客機にまじって自衛隊機が羽田新ルートを飛んでいることが現認されたと報告し、「東京を軍都にしていく攻撃だ」と弾劾した。全学連の仲間は「日本学術会議の任命拒否は、戦争に向けた攻撃だ。学生も共に闘う」と結んだ。
 参加者は、横田基地の撤去、改憲・戦争の菅政権打倒へ決意を新たにし、福生公園からデモに出発。横田基地第5ゲートを左折して国道16号線を基地のフェンスに沿って北上し、第2ゲート前を通って福生駅前まで行進した。車から手を振る人、ビラを手にデモコールに応える人も多く、これまで以上に注目と応援が集まるデモとなった。(改憲・戦争阻止!大行進三多摩実行委員会 加納敏弘)

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