青年・学生先頭に5・15沖縄闘争
日米両政府が中国に対する戦争の準備を本格化させる中、日米安保体制の最大の実体をなす沖縄で、本土「復帰」から49年目の5・15闘争が青年労働者・学生を先頭にかちとられた。今年は、本土における70年安保・沖縄闘争の大高揚と一体で闘われた1971年沖縄全島ゼネスト(5・19、11・10)からちょうど50年となる節目の年。辺野古新基地工事の強行やますます激化する事故・騒音・米軍犯罪などの基地被害に対し、渦巻く怒りの声は今や71年をも超えつつある。
沖縄の反戦・反基地の意思と闘いを踏みにじり、中国との戦争を構えて日米安保の再編・強化と新基地建設を強行する日米両政府の暴挙に対し、今こそ本土―沖縄が一体となった階級的労働運動・学生運動を拡大すること、そして青年を先頭に実力闘争をよみがえらせることが求められている。多くの参加者がそのことを確信した3日間だった。
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