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セブン・松本オーナーが九州で講演

「セブンも社会も変える」
6月20日、福岡市「ももちパレス」で6・20九州労働者集会が開催され、24時間営業強制を拒否して起ちあがったセブンイレブン東大阪南上小阪店オーナー・松本実敏さんの講演が行われました(写真)。
松本さんは時短営業に踏み切った経緯を説明し、「1700万円の違約金」「クレームでっち上げによる契約解除」「敷地内仮設店舗設置」などあらゆる手段をとって屈服を迫るセブンイレブン本部に対する不屈の闘いを、時にユーモアを織り込んだ軽妙な語り口で語られました。

とりわけ契約解除を巡る裁判で「いったん明け渡し」を迫られた局面で「仕方がないのかな、でもおかしいな、と悩んでいたら、家族から『自分にウソつきたくないんやろ』と言われ、『そうや、なにも悩むことない』と明け渡しを拒否する決断ができた。弁護士も『あなたのその気持ちが、闘いをここまでの大きさにしてるんですね』と全面支持してくれた」「闘いが大変な時でも、自分が立ちあがっていることで救われている命が必ずある」「セブンイレブン本部もこの社会も、このままで続けられるわけはない。必ず変わる。そのために最初に声をあげる者が必要」と、困難を乗り越えて不動の確信を示す松本さんの訴えに、全体が心をうたれました。

講演後は質疑応答が途切れることなく続き、初参加の学生など多くの人が松本さんの闘いに勇気をもらい、自らも行動に立つと決意を表明しました。
昨年10月から2波のストライキに立ちあがったコンビニ配送ドライバーの仲間は、「3月末で定年退職となり、いま裁判闘争を準備しています。非正規職には退職金はない、を合法とした最高裁判決を必ずひっくり返します」と鮮明な決意を表明しました。現場の闘いを軸に団結を拡大して7・4国鉄集会へ向かう跳躍台として、集会は大成功しました。(福岡県労組交流センター・山本進)

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