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杉並・阿佐谷で「国葬反対」デモ/区民と大合流

洞口朋子・杉並区議(写真中央)らを先頭に阿佐谷の街をデモ。デモ初参加の区民も多く、最高に盛り上がった

9月3日夕、杉並区阿佐谷の街に、140人のデモコールが響きわたりました。8月21日の高円寺デモや新宿・国会前などの行動に連帯する洞口朋子・杉並区議会議員の呼びかけに応え、改憲・戦争阻止!大行進東京が主催したデモです。
8月の高円寺デモにさらに輪をかけて、阿佐谷デモに対する街頭の注目と反応は圧倒的でした。デモに手を振る人、拍手する人、ガッツポーズで応える人、コールに合わせてリズムをとる人……、老若男女問わない反応です。この数年様々なテーマで何回も阿佐谷デモを行なってきましたが、こんな反応に出会ったことはありません。高円寺デモに続き、今回もストリート・ミュージシャンとの感動的なエール交歓がありました。私たちのデモに初めて参加する人もデモ参加者のゆうに1割を超え、SNSやいろいろな行動での宣伝活動の広がりを感じました。
■デモ終了後に討論会
デモ終了後には阿佐谷地域区民センターで、「国葬やめろ 戦争とめよう 討論会」が50人の参加でもたれました。デモと討論会を呼びかけた洞口区議から、「戦争のためのアベ国葬にかけた岸田首相の狙いは、すでにその半ばは打ち砕かれている。中国侵略戦争がもつ意味を、もっと鮮明にわかりやすい言葉で人々に訴え、労働者の力によって戦争をとめよう。9・23芝公園-27闘争に全国から結集しよう」と訴えられました。
東京・青年交流集会実行委員会が、ウクライナ・台湾をめぐるアメリカの帝国主義的戦争政策について提起しました。これに続いて、活発な討論が交わされました。どうしたら戦争をとめることができるのか、この政治を変えるためにはどうしたらいいのか……など、真剣で切実な意見交換・討論となりました。
最も新しく東京西部ユニオンに加入した労働者は、自身の経験にもとづいて、「人々の尻に火をつけるようなわかりやすさが必要ではないか」と問題を提起しました。こうして討論会は、9・23-27闘争、さらには11・6全国労働者集会への大結集に向けての重要な討論会として成功しました。
労働者民衆の怒りは、世の中に噴出し渦巻いています。それが、このデモを準備する過程で実感したことです。労働者民衆の怒りは国葬それ自体への怒りにとどまらず、安倍元首相がやってきた改憲・戦争と「アベノミクス」への怒りであり、岸田政権の中国侵略戦争と軍備大増強、改憲、生活破壊への怒りです。
東京西部ユニオンが始めた国葬反対署名を街頭で呼びかけても、「他にお金を使うべきところがあるでしょう」という立場からの批判だけではなく、「安倍という人物が嫌いです」「安倍さんのやった政治のどこがいいのですか」と、安倍政治への怒りの声が圧倒的に多い。国葬の本質は戦争にある……それが怒りの核心にあると確信します。(改憲・戦争阻止!大行進西部・北島邦彦)

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