オスプレイ撤去!横田基地へデモ
10月2日(日)、東京の福生市内で、改憲・戦争阻止!大行進三多摩実行委員会が主催する「米日による中国侵略戦争とめよう! オスプレイ撤去! 10・2横田反戦反基地デモ」が行われ、80人の労働者・学生・市民が結集しました。
出発点の福生公園では冒頭、実行委員会からアピール。「三度戦争が世界をのみこもうとしている。何より、中国への侵略戦争に踏み出す以外になくなったアメリカ帝国主義の危機が、世界を戦争に引きずり込んでいます。日本でも、岸田政権は、防衛予算の2倍化、敵基地攻撃能力の保有、長射程ミサイルの大量配備など、すさまじい大軍拡と戦争体制づくりを進めています」と訴え、横田基地でも駐機場や燃料施設の拡張工事などが進んでいることを挙げ、「本日のデモを中国侵略戦争を阻止し帝国主義を打倒する新たな反戦反基地闘争の出発点として闘いましょう」と、意気高く訴えられました。
続いて、地元から、横田基地ゲートスタンディング行動を闘う仲間が発言。「昨日は横田基地の中にある自衛隊に対する要請書を手渡してきました。これからもともに声を上げ、共同行動を取り組んでいきたい」とアピールされました。地域の合同労組の仲間からは「以前から奥多摩の山間部では低空飛行の訓練がされていた。それが公然となされる。しかもオスプレイ。こんな危険なものを飛ばすなという声を地域の人たちに大きな声で届けたい」と決意が表明されました。
次に、三里塚芝山連合空港反対同盟の伊藤信晴さんが発言に立ち、「首都圏の空港機能強化策は、成田の軍事転用を意識してつくられている。反対同盟は10月9日、成田市赤坂公園で全国集会を行います。成田の軍事化を許さない、横田基地も、私たちの力で葬り去っていこう」と力強く訴えられました。
神奈川からは、改憲・戦争阻止!大行進神奈川の仲間が発言。「昨日10・1空母母港化反対の横須賀集会に私たちも参加し、米軍のゲート前でも『中国侵略戦争やめろ』という声を突きつけてきました。横須賀でも新たなミサイル弾薬庫が造られ、中国侵略戦争に合わせた新たな艦船や、新型の長距離ミサイルなどの配備もどんどんされようとしている。今後の情勢に対して必要な闘いを首都圏一丸になってつくっていきたい」という訴えがなされました。
最後に、全学連の仲間から「安倍の国葬を通じて日本の挙国一致体制をつくるという岸田政権の狙いは完全に打ち砕かれた。私たちの闘いはまだまだこれから。中国侵略戦争を革命に転化していく闘いが今こそ必要です」との熱烈なアピールを受け、横田基地へのデモ行進に出発しました。
デモ隊は、横田基地の第5ゲート前を左折し、横田基地に沿って国道16号線を北上。「戦争反対!改憲阻止!基地撤去!」のデモコールに呼応して、16号線を走る車中から「戦争反対!」と一緒に声を上げるドライバーも現れるなど、横田基地周辺の労働者住民も様々にデモに注目し、エールを送ってくれました。参加者は意気高くデモをやり抜き、10月反戦闘争と11 ・6全国労働者総決起集会の大結集へ総決起する決意を込めて、「団結ガンバロー」を唱和し、闘いを締めくくりました。
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