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3・30AGC総会闘争へ 旭支会22人と共に闘おう

違法派遣糾弾! 正規雇用せよ!

大法院前で「派遣判事」を弾劾する旭支会組合員ら(2月22日 ソウル)

民主労総金属労組・旭非正規職支会の解雇撤回・職場復帰をかけた闘いは、今春には8年を超えようとしている。2015年5月29日、日本企業・旭硝子(ガラス)ファインテクノ韓国(現AGCファインテクノ韓国、AFK)の非正規職労働者が、慶尚北道・クミ(亀尾)市のクミ工団で初の非正規職労組を結成した。その1カ月後の6月30日、AFKは労組破壊の集団解雇を強行した。
工場正門前でテントろう城した旭支会は、度重なる逮捕・起訴にも屈せず実力闘争を続け、韓国の非正規職撤廃の闘いの先頭に立ってきた。
そしてAGCの違法派遣を断罪する闘いが前進、地位確認訴訟1・2審、違法解雇の損害賠償裁判に勝利し、派遣法違反の刑事裁判では当時のAFK社長原納猛に派遣法違反では韓国でも初めての懲役6カ月(執行猶予付)という有罪判決が下された。

「逆転無罪」に怒り

しかし2月17日、この刑事裁判2審のテグ地裁が被告AFKに逆転無罪判決を出したのだ。この不当判決を出した部長判事は、なんとAFKの代理人を務める「法務法人・太平洋」出身だった! AGC・AFKが無罪などとは、絶対に認められない!
旭支会と民主労総は、直ちに「派遣判事糾弾」を掲げて抗議行動に立っている。22日にはソウルの大法院(最高裁)前で「旭不法派遣を免罪するテグ地裁糾弾!大法院が直ちに正さなければならない」と怒りの記者会見を行った。
ユンソンニョル政権は、米日韓軍事同盟を強化する一方、労組敵視政治をエスカレートさせている。昨年の貨物連帯ストへの大弾圧、民主労総への国家保安法弾圧を行うと同時に、徴用工問題の「解決」と称して日本企業救済に乗り出している。この逆転判決もこの流れの一環としてある。

旭支会支援共闘会議がAGC本社行動(3月3日 東京)

3月30日、AGC株主総会が東京で開催される。韓国子会社による違法派遣、労組破壊の集団解雇は、本社からの指示なしにはあり得ない。平井良典社長の責任で解雇撤回・正規雇用を行うべきだ。
旭非正規職支会支援共闘会議が呼びかける株主総会闘争に結集し、旭支会と固く連帯して闘おう。

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