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正規雇用で職場に戻せ! 旭支会と連帯しAGC本社行動

支援共闘集会で闘争勝利誓う

AGC本社前で宣伝戦(7月14日 東京・丸の内)

7月14日、旭非正規職支会支援共闘会議は、2015年の不当解雇から9年目の闘いに突入した旭支会と連帯し、「正規雇用で職場に戻せ」と訴えるAGC本社行動を闘った後、支援共闘集会を開催した。

3月30日、コロナで中断していた日本遠征闘争が再開され、旭支会からチャホノ支会長、ソンドンジュ副支会長、ナムギウン事務長の3人が来日。東京での株主総会闘争とAGC本社行動の後、関西に移動、尼崎にあるAGC関西工場で港合同をはじめとする関西の仲間と共に街頭宣伝を闘った。その全行程をチョンジョンミン監督が同行取材し、ドキュメンタリー「AGC株主総会闘争の記録2023」を制作。監督自ら「旭闘争を宣伝・組織・連帯するために活用してほしい」と日本語字幕を付けてくれた。

韓国・民主労総の7・3~15ゼネスト闘争について報告する金元重さん(7月14日 江東区文化センター)

集会冒頭、このビデオを上映。その後、チャホノ支会長がリモートで登場。民主労総のゼネスト闘争を報告し「民主労組の旗を掲げ、堂々と出勤する日まで団結し連帯して闘います」(要旨別掲)と語った。
続いて支援共闘会議顧問の金元重さんが「民主労総7月ゼネスト闘争―労働弾圧阻止!ユンソンニョル政権退陣―」と題して講演。7月3~15日、民主労総がユン政権退陣を掲げゼネストを闘い、韓国労総も退陣運動を宣言。この闘いがパククネを退陣させたろうそく闘争へと拡大する可能性を指摘した。

一審で有罪・懲役刑となったAGC韓国子会社元社長・原納猛を、大邱地裁第4刑事部が今年2月17日の違法派遣刑事裁判では「無罪」とするなど、ユンソンニョル政権下での逆流が旭支会に襲いかかっている。AGC本社を攻める闘いを日韓労働者の国際連帯として闘い抜こう。

旭非正規職支会・チャホノ支会長のリモート参加での発言
団結の力示す闘争

民主労総は明日(15日)最大規模のストライキ集会を開催します。私たちもバスを予約し、団体でソウルに行きます。韓国の労働者たちは街頭で熱い夏を送っています。
ユンソンニョル政権になり、労働組合を不法集団と規定し、労働弾圧を行っています。昨年、貨物連帯労働者の正当なストライキを破壊し、今年は建設労働者を弾圧し、ヤンフェドン烈士を死に追いやりました。今も弾圧は続いています。
さらに韓米日同盟を重要と考えるユン政権がサード配備正常化を宣言しました。ユン政権は東アジアの戦争危機を高め、去る6月には米原子力潜水艦が釜山の沖合に来ました。朝鮮半島の戦争危機が高まり、日本政府の原発汚染水放流問題でも韓国は騒然としています。
最も深刻なのは生計の問題です。特に最低賃金で暮らしている非正規職労働者が希望を見つけるのは困難です。労働組合が労働者の希望にならなければなりません。
7月1日、旭8周年集会を力強く開催しました。旭非正規職闘争は22名という少数の闘いですが、民主労組の精神を守り、解雇者として9年目を闘っています。旭闘争は労働者が自ら団結し連帯すれば、どれほど力強く闘っていくことができるのかを示す闘争でもあります。
旭闘争は、民主労組の精神で団結と連帯の力を示す闘いです。民主労組の旗を掲げ、堂々と出勤するその日が来るまで闘います。
国際連帯を全力で実践する日本の同志たちに感謝と連帯のあいさつを送ります。トゥジェン(闘争)!

韓国・クミで闘争決意大会

旭支会組合員が登壇し発言(7月1日 韓国・クミ市)

7月1日、旭非正規職支会は解雇から8年、籠城闘争を続けてきた韓国・クミ(亀尾)にあるAGC韓国工場正門前で闘争決意大会を開いた。
全国から集まった300人の参加者を前にチャホノ支会長は、「旭闘争の精神は団結と連帯です。この8年間、22人の組合員が団結と連帯の精神で全国に通いました。その精神を守った私たちの同志たちが誇らしいです。私の人生で最も美しい瞬間、それが今です」と胸を張って断言した。

大会には、争議中の非正規職労組や交流を続ける近くの学校の生徒などが駆けつけ、歌と律動などで楽しく交流。①青年、②解雇闘争、③地域連帯、④非正規職闘争、⑤希望、⑥平和、⑦元請け闘争、⑧粘り強い闘争の八つのテーマで行われた連帯発言では、皆が「力を与えにきて、力をもらった」と口をそろえた。

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