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JR東子会社に新支部 動労東京、環境アクセスへ結成通告

動労千葉に続く新たな闘いを

仲間と共に組合結成を通告(7月5日 東京都台東区)

動労東京環境アクセス支部は7月5日、JR東日本の子会社のJR東日本環境アクセス本社に対し、組合結成の通告を行った。宮本恵実支部長をはじめ組合員と動労総連合の川崎昌浩書記長が、本社総務部の担当者に支部結成通知と団体交渉要求書を手渡した。
同支部は環境アクセス上野事業所で駅舎や駅ビル、車両の清掃に携わる労働者を中心に結成され、JR資本の足元から動労千葉に続くと決意して闘いの火の手を上げた。支部結成は動労東京の新たな地平を切り開いた。

結成の最大の原動力は、宮本支部長を先頭に反戦闘争に全力で立ったことだ。中国侵略戦争への参戦を狙う日帝国家権力と体を張って闘うことが労働者の階級性を呼び覚まし、JRの「労組なき社会」化を打ち破る力を生み出した。同支部は「時代認識で団結する」ことを建前にせず、常にそれを貫く強さを持っている。職場や産別だけの狭い利害を超え、「労働者はどんな時代に生きているのか」という議論を地区で積み重ねてきたことが、困難を乗り越えて結成を決断する大きな力となった。

同支部は清掃労働者の誇りにかけて、手抜きをせずに清掃作業を行うことと人員増、賃上げを求め、労組の最重要の課題として戦争に反対し、鉄道の軍事利用・労働者の戦争動員を許さず闘うと宣言している。
結成通告当日にストに立った一陽会労組と鈴コン分会の組合員やスト支援の労働者がこの行動にも合流し、環境アクセス小田原事業所に組合員がいる動労神奈川も闘いを共にした。

支部は結成通告と団交要求書で、不当労働行為をしないこと、組合事務所などの供与、パート社員は今年10月から実施とされている賃上げを4月にさかのぼり行うことなどを求めた。
宮本支部長は「新たな闘いに踏み出した支部はさらに団結して頑張る」と表明し、動労総連合の川崎書記長は「全員の力で支部を支えよう」と訴えた。

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