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朝鮮人追悼碑撤去を弾劾 高崎で右翼の妨害はねのけデモ

群馬の森の朝鮮人追悼碑の撤去に抗議するデモが、右翼の妨害をはねのけて闘いぬかれた(2月12日 群馬県高崎市)

2月12日、群馬合同労組も加わる「改憲・戦争阻止!大行進ぐんま」の呼びかけで、「群馬の森」朝鮮人追悼碑の撤去に抗議するアピール行動とデモが高崎市で行われ約30人が集まりました。
地元の中学生が作った追悼碑のレプリカを手に持ってのアピールには大注目。右翼団体が街宣車3台で押しかけ、警察が厳戒態勢をとって騒然とする中、「絶対に追悼碑の撤去は許さない」「決して戦争を繰り返してはいけない」と声を上げました。右翼が行動の参加者に「非国民」「反日分子」と罵声を浴びせて襲いかかろうとしましたが、それと対決するデモ隊への共感で高崎駅周辺のぺデストリアンデッキには人々が鈴なりとなりました。
闘いが続いて全国ニュースになり、韓国・済州道知事が「群馬県との交流行事見直し」を表明するなど怒りが高まっています。焦った山本一太知事は「碑文にある反省を否定するものではない」と言い繕いましたが、追悼碑の撤去は日本帝国主義の侵略戦争が引き起こした強制連行・強制労働の歴史を抹殺し、中国侵略戦争に向けて差別と排外主義を扇動するものです。
山本知事は「県立公園に核シェルターを」と自ら防衛相に要望し、群馬を全国のモデルケースにすると意気込んでいます。戦争国家化と歴史修正主義の確信犯です。
岸田首相は、今国会の施政方針演説で任期中に改憲を実現すると言い、「台湾有事」をあおって中国侵略戦争を決断しています。
春闘のこの時期に群馬合同労組が反戦デモを呼びかけたことも重要でした。ここに戦争を阻止する力があります。追悼碑の撤去を許さない、忘れない闘いを継続・発展させます。3月10日と24日にも高崎市でデモをやります。(群馬合同労組・清水彰二)

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