立ち入り規制撤回せよ 8・6大行動実行委 広島市に徹底抗議
8・6ヒロシマ大行動実行委員会は6月13日、広島市・松井市政に対し、8月6日に原爆ドーム前での反戦反核集会を禁圧しようとする規制の撤回を申し入れました。
平和記念公園の自由使用を否定するのは、地方自治法改悪を先取りし、中国侵略戦争に向けて反戦反核闘争を圧殺しようとする攻撃です。松井一實市長は、記者会見で集会禁止の法的根拠を示すよう問われ、「法的根拠はありません。お願いです」と居直りました。
広島市庁舎の秘書課に申入書を市長に届けるよう要求すると、秘書課の責任者は抗議を理由に受け取りを拒否しました。私たちは座り込んで抗議し、ついに申入書を受け取らせました。
ヒロシマの反戦反核の怒りに、松井市政こそが追い詰められているのです。
広島地裁に釈放求める署名提出
18日には、大行動実行委員会と8・6ヒロシマ暴処法弾圧を許さない会が広島地方裁判所刑事第1部(小川貴紀裁判長)に5人の仲間の釈放を求める3155筆の署名を提出しました。
対応した書記官は「担当部署を聞いてくる」と言って離れた後、「今までうちでは受け取ったことがない」と受け取りを拒否。「受け取らないなんて対応は絶対に認めない」と抗議したところ、ようやく訟廷管理室に案内されました。
8・6弾圧を許さない会呼びかけ人の福井利明さんが「逮捕・起訴されてすでに3カ月、保釈もされないのはあまりにひどい。全国からおかしいという声が上がっている。ぜひこの声を裁判長へ届けてほしい」と訴え、署名を提出しました。あわせて、組合員が逮捕・起訴されている八尾北医療センター労働組合の抗議文も提出しました。
5人の仲間の一日も早い奪還に向けて、今年の8・6を戦時下の内乱的実力闘争としてかちとりましょう。(8・6ヒロシマ大行動実行委員会・事務局 八木康行)
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