韓国・労働者大会 ユン政権退陣へ10万人
動労千葉訪韓団が合流
東京―ソウルを結ぶ国際共同行動として闘われた東京での11・3全国労働者総決起集会に続き、動労千葉の関道利委員長、佐藤正和副委員長を先頭とする動労千葉訪韓団は11月8日から11日の日程で韓国を訪問した。
訪韓団は民主労総ソウル地域本部と共に、ソウルで9日に開催された全国民主労働組合総連盟(民主労総)のチョンテイル烈士精神継承全国労働者大会に参加した。約30人の訪韓団には、矢嶋尋委員長体制のもとで国際連帯を貫き実力闘争の最先頭に立っている全学連や、全国金属機械労組港合同昌一金属支部の木下浩平委員長など日本各地で闘う労働者も加わった。
この大会は、1970年11月13日、ソウルの平和市場で「勤労基準法を守れ!」「私たちは機械ではない!」と叫んで自らの体に火を放った青年労働者チョンテイル烈士の精神を継承することを誓い、毎年11月に開催されている。今年は全国から昨年を倍する10万人の労働者民衆が結集。過剰な警備体制を実力闘争で打ち破って都心で全車線を占拠する大集会をかちとり、労組弾圧と生活破壊、戦争推進のユンソンニョル政権に怒りを爆発させた。ヤンギョンス委員長は大会あいさつで「ユンソンニョル政権を追い出し、労働者民衆の権力を打ち立てよう」と呼びかけた。
労働者大会に続いて、退陣運動本部の主催で「ユンソンニョル政権退陣第1回総決起」が開催された。
滞在中、動労千葉は民主労総ソウル地域本部の新事務所、鉄道労組ソウル地方本部の事務所を訪問して交流。訪韓団の一部は10日に韓国中部のクミ(亀尾)市を訪問し、金属労組旭硝子(ガラス)支会などとも交流して団結を打ち固めた。
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