「無実の大坂さん解放せよ」と東京高裁に署名提出行動
「無実の政治犯 星野さん大坂さん全国救援会」は6月19日、霞が関デモ、裁判所前街宣、署名提出行動と連続行動を闘い、東京高裁に大坂正明さんの解放を強く迫った。
この日は星野救援会と大坂救援会の統一で運動の飛躍を誓った5・30集会後、初めての裁判所行動となった。日比谷公園には救援会の呼びかけに応え40人の仲間が集まり、猛暑に負けず、力強く大坂さん奪還を訴えた。6・14反戦デモで不当逮捕された学生の奪還闘争の渦中にある全学連は、この日も朝から街宣を闘いぬいた上で救援会の裁判所行動に合流した。
戦争責任を居直り反戦闘争弾圧を狙う天皇の広島訪問、アメリカによるイラン侵略戦争のエスカレートなど、中国侵略戦争に向けて内外情勢が激しさを増す中、救援会はデモと街宣で「中国侵略戦争阻止」「渋谷暴動闘争は正義だ」「無実の大坂さんを解放しろ」「逮捕した学生を直ちに釈放しろ」「トランプ・石破打倒、天皇制打倒」の声を霞が関にとどろかせた。
午後2時からの申し入れ行動に対して、裁判所は今回も20人までと不当な人数制限をかけてきた。さらに東京高裁刑事訟廷管理官は、提出した署名を「裁判長に渡す」ことをかたくなに拒み、「お預かりするとしか言えない」「(預かった署名は)処理する」と繰り返した。
労働者民衆の闘いにおびえ、弾圧の先兵としての姿勢をあらわにした裁判所に参加者の怒りが爆発! 無実の大坂さんを即時解放しろ、事実調べを行い無罪判決を出せ、大坂さんの命と健康を守れ、裁判所がとるべき唯一の選択は「今すぐ保釈」だ、と全員で激しく追及した。
この日の提出署名は1042筆、5月8日提出分と合わせて4216筆となった。「拙速裁判・即日結審など許さない」「事実調べを行え」との労働者民衆の声をガンガン突きつけ、裁判所を揺るがそう。救援会の闘いで大坂さん無罪奪還へ、さらに一回り大きな闘いを実現しよう。1万人の署名を全国で集め、東京高裁へ攻め上ろう。
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