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佐賀で集会 オスプレイ配備阻止を

駐屯地開設粉砕へ

九州をはじめ全国から600人以上が現地に駆けつけ、「オスプレイいらない!」の声を上げた(6月21日 佐賀市)

佐賀で6月21日、佐賀空港へのオスプレイ配備に反対する集会・デモが行われました。主催は地権者・住民訴訟を闘う「オスプレイ裁判支援市民の会」で、九州各県および全国から620人が結集しました。

共同代表の吉岡剛彦さんは「戦後80年となる今、オスプレイの基地が佐賀空港をのみ込むようなグロテスクな状況となっている。中国への敵対心をむき出しにするオスプレイではなく平和な空を。オスプレイと駐屯地の撤去へ声を上げていきましょう」と呼びかけました。

地元のノリ漁師で地権者の古賀初次さんは「有明の海が私たちを育ててくれた。今の姿、先人たちが見たら嘆き悲しみます。(空港建設や干拓など)国はすべて私たちの意思を無視して国策を推し進め、宝の海を死の海に変えてきました。その上にオスプレイの駐屯地を造ることは耐えられません。7月9日開設と言われていますが、本当の闘いはこれからです!」と決意みなぎるアピールを発しました。集会後は駐屯地を包囲するデモが行われ「オスプレイいらない!」の声が響き渡りました。

政府は7月9日に配備開始と発表していますが、駐屯地はいまだ大部分が未舗装であり、到底完成しません。一昨年来、改憲・戦争阻止!大行進九州が地元の方々と取り組んできた実力阻止行動の積み重ねは、「岩をうがつ水滴」として確実に工事の破綻を強制しています。焦りに駆られた防衛局は許しがたいことに休日や早朝・夜間も作業を強行し、20代の労働者が骨盤を骨折する重大事故なども引き起こしています。
それでも17機配備予定のオスプレイを1機しか持ってこられない7月9日「開設」は、順調な大軍拡を喧伝(けんでん)するものではなく、破綻を深々と刻印する日です。9月開所式、2期・3期の拡張工事も徹底的に粉砕し、駐屯地全面撤去までやむことのない闘いへの決意をうち固めるものとして6・21集会は勝ち取られました。中国侵略戦争の最前線基地構築を阻むため、7・9駐屯地開設粉砕闘争へ立ち上がりましょう!(改憲・戦争阻止!大行進九州 山本進)

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