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動労東京 環境アクセス支部がストライキ

反戦掲げ初の挑戦に

スト決行中の組合員を先頭に、環境アクセス本社に対してシュプレヒコール(6月20日 東京都台東区)

動労東京環境アクセス支部は6月20日、組合員3人が始業時から終業時までのストライキに立った。昨年5月の同支部結成以来、初のストは、戦争を止めることができる労働者の力を示す反戦ストとして打ち抜かれた。JR東日本は戦時体制づくりを目的に「労組なき社会」化の攻撃を進めている。これを食い破りストは決然と貫徹された。
同支部はまた、最低時給の1500円への引き上げや、非正規職の給与引き上げが正社員より6カ月も遅らされている不当な差別の是正、非正規職の退職金制度の確立、人員不足のもとで強いられる連続夜勤の撤廃など、きわめて切実な要求を掲げてストに立った。

早朝から上野駅入谷口で宣伝行動が行われ、午前8時からスト突入集会が開かれた。宮本恵実支部長がストライキ宣言を読み上げ、ストに突入した各組合員が「健康を破壊する連続夜勤をなくせ」と訴えてストを最後まで貫徹する決意を示した。JAM日本機械工業労組や動労神奈川、東京労組交流センター、全学連などが連帯の意志を表した。

上野駅広小路口に移っての宣伝行動では、「ストライキ決行中」の横断幕に多くの労働者がはっとした表情で足を止め、ストへの共感を表した。支部への監視を続ける環境アクセスの管理者に対し、宮本支部長は「あなたたちに現場の何がわかるのか。猛暑の中、清掃職場で実際に働いてみてください」と怒りを突き付けた。正午からは環境アクセス本社に近い公園で小集会が行われ、動労千葉や一陽会労組などさらに多くの支援が駆け付けた。

その後、環境アクセス本社前で申し入れ行動を貫徹。宮本支部長がスト要求書を読み上げ社前に出てきた管理職に手渡した。片手でぞんざいに書面を受け取り、その場での回答を拒む管理職の横柄な態度に怒りを倍加させ、組合員と支援は環境アクセスにシュプレヒコールをたたきつけた。

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