関空を軍事使用させるな 泉佐野 三里塚と連帯し集会
泉佐野市で7月6日、アメリカ帝国主義のイラン爆撃弾劾、中国侵略戦争阻止、関西空港の軍事使用反対の集会を行いました。泉州住民の会と関西労組交流センターが共催し、80人が結集しました。
主催者あいさつを関西労組交流センターで日教組奈良市の有田雅行委員長が行い、改憲・戦争阻止!大行進関西の西納岳史さんが連帯あいさつを行いました。2人は、労組交流センター内部で起こった女性差別・性暴力事件と指導部による隠蔽(いんぺい)、決起した女性への抑圧を自己批判し、「戦争反対と女性解放の闘いは一体だ」とはっきりさせ、女性解放を闘える組織と運動へと根底から変革する闘いに立ち上がった女性の仲間と固く連帯して闘うことを表明しました。
泉州住民の会代表の中川育子が、三里塚芝山連合空港反対同盟のメッセージ紹介と基調報告を行いました。基調では米帝トランプによるイラン核施設への爆撃―世界核戦争放火を弾劾し、参院選での排外主義扇動と対決して中国侵略戦争阻止の闘いを拡大しようと訴え、「泉州住民の会は女性差別・性暴力を許さない。女性差別を許して戦争反対も空港反対もない」と表明。また、万博展示飛行で2度も関西空港を使用するブルーインパルスの本拠地である宮城県松島基地などで、7月9日から8月4日まで米軍と航空自衛隊が大規模な中国侵略戦争訓練を行おうとしていることを弾劾しました。
決意表明で、泉州住民の会の小林順子さんは、6月に関西エアポート株式会社と大阪府に対して「二度と米軍や自衛隊に関空を軍事使用させるな」と申し入れを行ったことを報告。女性差別を許さない立場から、「幾重もの差別・分断の社会構造、戦争を必要とする権力者と闘わなければならない」と訴えました。
全国水平同盟の久原正子委員長は、狭山再審闘争勝利、7・27全国水平同盟第14回大会への結集を訴えました。全学連の女子学生は6・14反戦デモで不当逮捕された女子学生奪還の勝利を報告し、天皇制打倒を訴えた青年労働者と共に、米帝トランプと日本帝国主義・石破打倒へ力強い決意表明を行いました。集会後は泉佐野駅方面へデモ。マンションや車の中からも注目が集まりました。
泉州住民の会は今年で結成40年。三里塚反対同盟と固く連帯して闘いぬいてきました。中国侵略戦争阻止、関西空港の軍事使用阻止へ全力で闘います。
(関西新空港絶対反対泉州住民の会・中川育子)
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