大坂同志の即時解放を 東京高裁へ怒りのデモ
9月25日、無実の政治犯星野さん大坂さん全国救援会は、1971年11・14沖縄闘争を闘い「殺人罪」でっち上げで一審懲役20年の有罪判決を受けた大坂正明同志の即時解放を求め、東京高裁包囲デモと高裁前街宣を闘った。デモで検察庁と東京高裁を徹底弾劾し、裁判所前では狭山差別裁判を糾弾し石川一雄さんの再審を求める人々と交歓し、ともに東京高裁へ怒りをたたきつけた。
この日の闘いは、東京西部で組織統合し新たな闘いに踏み出した「星野大坂救援会・東京西部」を先頭に東京労組交流センター、婦人民主クラブ全国協議会の仲間ら約40人が決起した。参加者に向けたアピールで共同代表の星野暁子さんは「米日の中国侵略戦争が切迫している今、反戦闘争を投げ捨て運動への敵対を開始した石田反革命を許さない。女性解放の闘いを推し進めよう。星野・大坂精神で闘おう。10月22日、星野国賠控訴審に集まろう」と提起した。闘いを内部から破壊する策動を徹底弾劾し、戦時弾圧を粉砕して進む救援運動の方向性を全体ではっきり確認した。
大坂さんは9月で76歳になった。7月に大腸ポリープの摘出手術、8月に東京拘置所で腹部エコー検査、9月にCTによる精密検査も行われた。獄中者の命と健康を守る闘いは、救援運動の第一級の課題だ。裁判所への申し入れ行動、全国で集めた署名、何より星野国賠の闘いが巨大な力となり、救援運動の前進を切り開いている。大坂さん絶対奪還へ、全国で1万筆署名に取り組もう。この秋、反戦闘争と固く一体となり、11・2全国労働者集会を成功させその力で星野・大坂控訴審勝利へ進撃しよう。
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