柏崎刈羽原発阻止の決戦へ 1200人が新潟県庁を包囲
柏崎刈羽原発の再稼働に反対する11月25日の「人間の鎖」行動に新潟県内外から1200人以上が集まり、再稼働容認を表明した花角(はなずみ)英世知事に怒りを爆発させました。
事前に改憲・戦争阻止!大行進ニュースを配布しながら近所の人に声を掛けましたが、「行く予定だよ」「なぜ再稼働を認めるんだ、許せない」との声が広がっていました。事前集会の会場は満席で入れない人も多数いて、何人もの知り合いに会いました。首都圏や福島からも仲間が参加し、うれしい限りです。1200人の熱気のすごさに今なお感激しています。
信濃川沿いの歩道には「人間の鎖」ができ、「県庁全体を包囲した」との主催者からの報告に参加者が喜びの声を上げ、県庁へ向かってシュプレヒコールを上げました。平日の昼でしたが、デタラメな再稼働容認に対して圧倒的な怒りが示されたのです。
大行進の仲間が肉声で「再稼働反対」「高市を倒せ」「核武装阻止」とシュプレヒコールを上げると、周りの人たちが一緒に声を上げます。県知事だけでなく、日本帝国主義・高市政権そのものが原発推進・再稼働の張本人です。高市政権打倒へ非和解的に闘い抜くことが求められています。日帝を打倒しない限り、反原発も反核もないことを強く訴えなければなりません。
知事は12月の県議会で、「原発の安全広報費」3100万円を補正予算に計上し、これが可決されれば「県民から信を得た」と強行する構えです。茶番劇でしかありません。再稼働阻止の闘いを県議会闘争に収れんさせるのではなく、労働者人民の実力闘争へ発展させるために全力で闘いたいと思います。(新潟地域一般労組・鰕名一男)

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