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吉祥寺で3回目の反原発デモ、飛び入りの若者が先頭でコール

s20111026a-1.jpg 10月22日、東京・吉祥寺で反原発・反失業デモが200人の参加でかちとられた。青年を先頭とした怒りあふれるデモが吉祥寺の街を席巻し、11・6労働者集会への結集を呼びかけた。
 地域の合同労組が呼びかけての吉祥寺デモは、今回で3回目だ。反原発・反失業デモとして吉祥寺の街にすっかり定着した感がある。吉祥寺駅前でこの日のデモと11・6集会へ向けた街頭宣伝を何回か重ねてきたが、道行く人びとの反応も以前とは変化してきている。9・19反原発6万人集会に続く次の行動方針を求めてチラシをもらいにくる人が多い。何より原発再稼働へ突き進む野田政権への怒りがどんどん寄せられるといった状況だ。 

s20111026a-2.jpg 夕方、NAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)の青年が、「みんな怒っている。だからめちゃめちゃ怒ってデモやろう。そして経産省前の座り込みと11・6集会へ攻め上ろう」と意気高く呼びかけ、いよいよにデモに出発だ。
 太鼓のリズムに合わせて青年たちが交替でマイクを握ってコールを繰り返す。「原発とめよう! いますぐとめよう!」「1%の資本家倒して99%みんなで変えよう」「こんな社会に未来はないぞ! うちらで変えよう」「非正規職を撤廃しよう」
 子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク代表の山田真さんも、吉祥寺での講演会を終えてからデモに参加した。
 沿道からビラ、NAZENパンフを受け取りにくる人が続出だ。警視庁はデモへの弾圧を狙って大量の制服・私服警官を動員したが、デモ隊も沿道も一体となって原発への怒りを解き放った。若者を先頭とする活き活きとしたデモに引きつけられて、自分もデモコールを叫びたいという若者が沿道から合流し、マイクを握ってデモの先頭で元気いっぱいに声を張り上げた。
 デモ後の交流会では、デモへの飛び入り参加者を交えて活発な討論が行われた。この日、たまたま東京に来ていたという福島県の青年労働者は「放射能対策を要求しているが会社はまったく動かない。職場から声を上げていきたい」と訴えた。福島の怒りと闘いとともに11・6労働者集会に総決起しよう!(東京・KN) 

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