大行進埼玉 反移民デモに反撃 排外主義と断固対決
改憲・戦争阻止!大行進埼玉は11月30日、越谷駅前での「移民政策反対デモ」に断固抗議し、中国侵略戦争反対・高市政権打倒を訴える大街宣を行った。
高市政権下で排外主義デモが広がる中、越谷での実施は初めてだ。私たちはこれを、高市の「台湾有事」発言と一体で排外主義に労働者を組織し戦争に動員するものと捉えて、反戦決起を訴えた。市民有志も「ヘイトデモを許すな」とカウンター行動に結集した。
「生きられない社会をつくってきた原因は中国でも外国人でもない! 非正規職を増やし、社会保障を解体してきた自民党政権であり、戦争でしか延命できない資本主義体制だ。うそとデマをまき散らし、労働者を中国侵略戦争へ動員する高市政権を打倒しよう」。この渾身(こんしん)のアジテーションが響く中、駅前は右翼・埼玉県警、これに対する抗議の市民・討論する高校生・署名に応じる人々などが入り乱れ、一挙に政治空間と化した。
排外主義デモの呼びかけ人は「移民政策に反対しているだけ、外国人とは仲良くしたい」と言いつつ、デモでは「外国人の犯罪から越谷を守れ」「不法移民は出ていけ」と排外主義のコールを叫んだ。10人程度のデモに対して抗議する人は20人以上が集まり、ヘイトデモを圧倒した。
青年・学生がこの事態に注目し、討論が始まっている。友達に渡すためビラを受け取る中学生もいた。街頭での右翼や排外主義との対決は、反帝・反スターリン主義を宣伝し革命的扇動で反戦決起を生む大チャンスだ。今こそ街頭へ! 大行進に新たな仲間を組織しよう!(改憲・戦争阻止!大行進埼玉 齋藤知春)

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