「狭山再審を行え」 東京高裁に8・24糾弾行動
全国水平同盟と東日本解放共闘は8月24日、狭山再審貫徹・東京高裁糾弾闘争を闘いぬいた。この日の闘争には、「棄却策動を打ち破り、事実調べ・再審をかちとるぞ」と危機感をもって全国各地の代表40人が結集した。そして、7月の水平同盟第15回大会を受け、「融和主義粉砕・部落解放、日帝打倒」の路線のもと、差別と排外主義をあおって中国侵略戦争に突き進む高市政権と真っ向から対決して打ち抜いた。
狭山差別裁判糾弾闘争は第4次再審をめぐって東京高裁第4刑事部・前田巌裁判長の棄却策動との攻防に入っている。許せないことに東京高裁は、石川一雄さん逝去をもって第3次再審を打ち切った。ご家族の石川早智子さんが引き継ぎ、再審を請求して第4次再審攻防に入った。第3次を担当し、そのまま第4次再審担当になった家令和典・前裁判長は「検察の意見書の提出を待って」と言って事実調べを行わず、あろうことか3月に「直ちに再審棄却すべき」との反動検察意見を引き出して退官した。
さらに現在の前田裁判長は、9月の三者協議で検察にプレゼンテーションの機会を与えるという。検察こそでっち上げの張本人である。しかも、「生まれ育った環境」を犯罪の根拠とした差別論告を今日も貫いている。検察主導の再審棄却策動を絶対に許してはならない。高市政権の戦時司法転換である再審法改悪は狭山再審圧殺攻撃であり、前田裁判長はその先兵だ。
要請行動に先立ち東京高裁包囲糾弾デモを打ち抜いた。「狭山差別裁判糾弾」の横断幕と「中国侵略戦争阻止、トランプ・高市打倒」の大ボードを掲げた霞が関デモは注目を集めた。
デモ後に高裁前で宣伝とアピール行動を行った。駆け寄ってきた青年が「SNSで狭山のことを知った。自分一人で東京高裁に要請はがきを出していた」と署名を行い、ともに高裁弾劾のシュプレヒコールをあげた。司法権力への怒りは、青年たちに満ちている。
要請行動では、全国水平同盟の久原正子委員長を先頭に、検察の棄却意見書を弾劾し、直ちに事実調べ・再審を行えと迫った。対応した訟廷管理官は「担当書記官に伝えます」と繰り返すのみ。要請団は「裁判長に必ず伝えろ!」と怒りを込めて訴えた。水平同盟各支部、動労千葉、動労総連合水戸、解放共闘幹事団体など13団体が要請文を提出し、高裁に受理させた。
闘争の最後に水平同盟の田中れい子書記長が総括を行い、「前田裁判長の棄却策動と対決して闘い抜いた」「今秋の中国侵略戦争阻止の反戦闘争を大爆発させ、その力で狭山再審開始をかちとろう」と訴えた。
(東日本解放共闘・T)


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