「コロナ便乗の改憲阻め」 菅政権打倒へ国会闘争
通常国会が開会した1月18日、午前11時から「改憲・戦争阻止!大行進」の呼びかけで、参院議員会館前で抗議行動が行われた。コロナ緊急事態宣言による「自粛」の強制、階級闘争圧殺の攻撃を打ち破り、100人の労働者・学生・市民が結集した。
大行進・神奈川の船木明貴さんが司会を務め、大行進事務局の川添順一さんが基調報告を提起。感染拡大・医療崩壊と改憲・戦争を進める菅政権を弾劾し、菅を打倒しようと訴えた。
コロナ禍のただ中で開会した今国会では、新型コロナウイルス感染症対応の特別措置法や感染症法などの大幅改悪が狙われている。「入院や休業に応じなければ罰則。ふざけるな!」「感染対策を口実とした国民統制と戦争体制づくりを許さない。敵基地攻撃能力保有のための大軍拡予算反対。改憲に向けた国民投票法を粉砕しよう」「入管法改悪阻止は私たち日本の労働者の課題だ!」――。参加者は次々とマイクを握り、菅への激しい怒りをたたきつけた。
また、コロナ下で東京都知事・小池がなおも狙う都立・公社14病院の独立行政法人化阻止に向けた闘いの拡大も訴えられた。
「菅やめろ!」「オリンピックを中止しろ」「選手村を開放しろ! コロナ対策に回せ」などのメッセージボードを掲げ、国会に向かって元気よくシュプレヒコール。通行する人々も勢いあふれる集会に注目し、訴えに耳を傾けた。
正午からは「総がかり行動実行委員会」主催の国会開会日行動が行われ、450人が結集した。大行進も合流しともに闘い抜いた。
改憲攻撃を許さず、菅打倒へ連日の国会闘争に立ち上がろう。
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