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「ウソの教科書採択するな!」杉並で親の会・西部ユニオンが決起

s20110728b-1.jpg 7月27日、杉並区教育委員会の開催にあわせ、「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会、東京西部ユニオンなど労働者市民10人が午前11時から午後3時、杉並区役所前で「育鵬社・自由社の教科書採択阻止! すべての原発ただちに止めよう!」とアピールした。東京西部ユニオンの北島邦彦執行委員を先頭に、「ウソの教科書と原発事故の大本営発表は同じ!」「ウソで殺されるのはいや!」と、次々とマイクで署名を呼びかけた。「家族分も」とリーフを持ち帰る人や1万円のカンパを寄せる人など、採択反対の声が広がった。 

s20110728b-2.jpg また①「つくる会」教科書採択反対②現在使用されている「つくる会」歴史教科書の使用を中止せよ、の2点を要請する署名630筆を携え、「署名の一筆一筆に込められた思いを踏みにじるな」と区教委に突きつけた(写真)。
 6年前、杉並区教委は違法・不法の限りを尽くして、教育労働者の評価が一番低かった「つくる会」歴史教科書を採択した。しかし、この暴挙に屈せず、あきらめない闘いは、教育現場での使用の強制を跳ね返してきた。「つくる会」教科書が間違いだらけだということは中学生も知っている。本気で闘う労働者の団結があれば、戦争教育を止めることができる! 国鉄分割・民営化を跳ね返してきた動労千葉の闘いと国鉄闘争全国運動がそれを示している。
 栃木県大田原市に続いて、7月26日、東大阪市で育鵬社版の公民教科書が採択された。日本会議をはじめとする右翼勢力の動きも活発化している。杉並でも日本会議杉並支部が前区長の山田宏を講師に教科書学習会を行い、「新教育基本法が示す愛国心、道徳心を育む教科書を子どもたちへ」のパンフレットを持って、街頭でうごめき始めている。
 杉並区教委は中学校の教科書採択の会合を8月10日(水)午後1時から始めると発表した。署名で採択阻止の団結を広げよう! 10日午前11時、杉並区役所前に集まり、反戦・反核・反原発の団結を杉並区教委に突きつけ、育鵬社・自由社の教科書採択を阻止しよう。(東京西部・I) 

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