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中米ホンジュラスでも食糧暴動

 

 4月前半のハイチでの食糧暴動に続き、同じく中米のホンジュラス(グアテマラとニカラグアにはさまれたカリブ海の国で人口682万人)でも4月17日、首都テグシガルパをはじめとして大規模な食糧暴動が闘われた。労働者民衆はいくつかの都市において道路を封鎖して闘った。闘いは、基本的食料品の大幅な価格上昇と政府の政策に抗議するもので、全土で数万人の労働者民衆が参加したという。
(写真は、道路封鎖闘争に立ち上がったホンジュラスの労働者民衆)

 


 この闘いを呼びかけたのは、人民抵抗運動全国調整委員会(CNRP)だ。同組織は、労組や先住民の共同体組織、そして農民団体などから成る広範な統一戦線だ。同国では06年の春から夏にかけて、教育労働者をはじめ看護師・医師・自治体職員らが繰り返し道路封鎖による抗議行動を行った。07年の8月末にも同様の闘いが行われた。
 世界市場における食料品や燃料の価格急騰、アメリカ発の世界金融大恐慌の始まり、そしてイラクにおける米軍の敗勢という中で、長いあいだアメリカ帝国主義の「裏庭」と言われてきた中南米諸国において労働者階級人民の総反乱が進行している。(み)

 

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