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イギリスの教育労働者が21年ぶりの全国スト突入

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 4月24日、イギリスで教育労働者が24時間の全国ストに立ち上がった。これは21年ぶりのことである。このストライキによって、イギリス全土(イングランドとウェールズ)の三つに一つの学校(8000校)が閉鎖ないし部分閉鎖となった。ストライキを呼びかけたのは、全国教職員組合(NUT、20万人)だ。参加した教育労働者は4万人にもおよぶという(ロイター)。  (写真集へ)

 

 この1月、教師の給料として08年は2・45%、09年と10年はそれぞれ2・3%の賃上げを発表されたが、「これは過去3年間に続いて、再びインフレ率をも下回るものであり、絶対に認められない」と今回のスト突入となった。NUTの総書記代行のクリスティーヌ・ブラウアーさんは、「教師のがまんは限界に達している」とコメントした。
 このストと歩調を合わせて、同日、10万人の自治体労働者や3万人の大学講師などがやはり24時間ストに決起した。公共部門数百万人の労働者の間には、低い賃金にたいするすさまじい不満と怒りが渦巻いており、今回のストは闘いの始まりを告げ知らせるものにほかならない。(か)
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