8・6ヒロシマ大行動に連帯し、サンフランシスコで集会・デモ
8月6日、67年前のヒロシマ・ナガサキへの原爆投下に抗議して、サンフランシスコの反核活動家は、日本に対しすべての原発を停止することを要求して、サンフランシスコの日本領事館前で集会を開催した。
No Nukes Action Committee(反原発行動委員会)、オキュパイ・サンフランシスコとグリーンアクションが集会とデモを主催した。この集会とデモには在米の日本人や日系人を先頭に50人ほどが参加し、領事館に対し元気よく「原発を廃止せよ」の声をたたきつけた。アメリカと日本の民衆が日本の原発の再稼働に反対していることを示すため、700筆を超す署名が領事館担当官に手渡された。抗議行動の模様は次のユーチューブを見てください。http://www.youtube.com/watch?v=23EqtTHuZYM&feature=youtu.be
また、抗議行動のなかでNo Nukes Action Committee⇒ http://nonukesaction.wordpress.com/ は、以下の要求を突きつけた。
*50基の全原発を停止せよ!
*核惨事の危険性に関するウソと否定を直ちにやめよ!
*福島のすべての子どもたちと住民に対する補償と避難を実施せよ!
*原発で働くすべての労働者、下請け労働者、外国人労働者を守れ!
*核廃棄物のモンゴルなどの国々への投棄を止めよ!
*汚染食品の輸出を停止せよ!
*日本と世界の人民にウソをつき、当たり前の保護義務をも放棄している日本政府とTEPCOを断罪せよ!
今回の8・6領事館前抗議行動には、7月に福島の椎名千恵子さんがカリフォルニア州縦断の反原発ツアーを行い、アメリカの反原発運動に巨大な刺激を与えたこと、また7月16日には、サンフランシスコで動労水戸の石井真一委員長を迎えて反原発集会が開催されたことから、かつてなく高揚した行動としてかちとられた。上記の要求にも見られるように、この日の闘いをもってアメリカにおける新たな反原発・反核運動が質的にも新たな発展段階に入った。(T)
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