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国労5.27臨大闘争弾圧裁判、第2次国鉄決戦へ戦闘宣言



 5月23日、国労5・27臨大闘争弾圧裁判の第87回公判が東京地裁刑事第10部で開かれた。昨年12月26日の前回公判以来、5カ月ぶりに開かれた公判は、5・27臨大闘争弾圧被告団が第2次国鉄決戦の主体に躍り出る戦闘宣言の場になった。
写真:公判闘争を闘いぬき勝利感あふれる総括集会


 前回公判以来の5カ月間、富田益行被告団長を始め7人の被告たちは、旧弁護団を解任して弁護団を再編し、さらに松崎博己被告との弁論分離(裁判の分離)を実現する激しい闘いを貫いてきた。それは、解雇撤回の原則を投げ捨て、動労千葉を排除した国労本部の4者・4団体路線に屈するのか、これを打ち破って5・27臨大闘争弾圧粉砕の闘いを階級的に発展させるのかをかけた闘いだった。
 その攻防に勝利した被告団は、自らの闘いの正義性への確信も固く、あふれるばかりの闘志でこの公判に臨んだ。
 公判では、裁判官の交代に伴う弁論更新手続きが行われ、富田被告団長、東元(あずまはじめ)被告、小泉伸被告と鈴木達夫主任弁護人、葉山岳夫弁護団長が意見陳述に立った。新たな裁判闘争への突入を宣言する迫力に満ちた陳述は、最高裁から送り込まれた新任の植村稔裁判長を圧倒した。

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