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韓国 6・10ソウル市庁へ!の檄発せられる



 「イミョンバクは退陣せよ」「われわれが集まればやれる!」。3泊4日にわたる72時間リレー大行動最後の6月8日夜、「6月10日ソウル市庁へ!」の檄が発せられた(写真)。主催団体であるBSE国民対策会議を代表して6・10総決起決意文を読み上げたナミュンインスン・女性団体連合代表は、「新たな歴史を実現した。勝つまで闘うことができるということを知った」とし、「10日、労働者は仕事の手を止め、学生は同盟休業を行い、商人は午後6時以降に店を閉め、6・10ロウソク大行進に集まろう」と訴えた。

 小学生の男の子と一緒に参加した女性の教育労働者は、「単に牛肉問題に反対しているのではなく、イミョンバク政府の教育政策と民営化に反対している」とし、イミョンバクの経済成長論は1%の持てる者のための「成長論」だと指摘。「イミョンバクがその全政策を撤回するまであとには引けない」と断固たる姿勢を示した。危機にかられたイミョンバク政権が必死の懐柔策に出る中で、労働者人民の闘いの決意はさらに固まっている。

●6・10総決起決意文
 われわれは勝利する
 1)6月5日夜7時から始めた、全面再交渉、国民審判72時間リレー国民行動が、今日をもって終わった。様々な妨害があったが、ゴールデンウィークを返上し、72時間国民行動に参加された国民の成熟した市民意識によって、市民政治を復活させた。
 2)この72時間、われわれは勝利できるという確信が生じた。
 ソウルだけで延べ50万人が参加し、地域を合わせると70万人がリレー国民行動に参加した。イミョンバク審判の声をさらに高め、自主規制の<こそくな手段>にも、親北朝鮮主体思想派がロウソクの背後勢力だという<ウソ>も、もはやロウソクの火を消すことはできないという事実を知った。さらに重要なことは、72時間の数十万大行進の過程で激烈な国民の抗議を示し、同時に楽しい祭りの場であり、それ自体が万民共同会を通して国民の意見集約機関を経ながら、勝つまで闘えるという力を得たことだ。だからわれわれは勝利を確信する。
 3)今やわれわれは、今日をもって72時間リレー国民行動を成果とともに終えるが、ただちに今日から、BSE国民対策会議と所属団体は、日常業務を中断し、ここソウル広場に移動事務所を設置し、6月10日100万ロウソク大行進を準備してゆく。
 4)国民に6月10日100万ロウソク大行進への参加を訴えます。労働者は仕事の手を止め、学生は同盟休業を行い、商人は午後6時以降店を閉めて市庁前に集まりましょう。6月10日、車をもっている市民は午後12時と6時に一斉にクラクションを鳴らしましょう。9日から10日まで青瓦台、ハンナラ党、朝鮮・中央・東亜日報の各サイトに抗議文を送り、抗議電話をかけましょう。また、携帯電話を通して6・10参加宣言メールを友人10名に送りましょう。
 5)また、政府に強く警告する。
 イミョンバク大統領はよく聞いて下さい。国民に勝つ大統領はいません。国民を相手に戦う大統領は、絶対に支持を得ることはできません。6月10日、100万ロウソクがともるでしょう。その時まで真に国民の意を察し、対策会議が提示した7大条件を満たす再交渉の方針を宣言して下さい。それだけがイミョンバク大統領が国民のもとに戻れる唯一の道です。国民の切実な要求に背を向け、正当な国民の抵抗権を暴力で阻止するならば、より大きな抵抗に直面するであろうことを肝に銘じるよう願います。
 市民の皆さん、イミョンバク大統領の目と耳が大きく開かれるまで、100万個のロウソクと喊声を準備し、6月10日7時、ソウル広場でまた会いましょう。
 2008年6月8日 国民対策会議

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