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第6回札幌総行動、資本への反撃を宣言

 19日、第6回札幌総行動が行われました。タクシー労働者や国労闘争団など延べ85人が参加し、街頭宣伝や市内デモ、職場決起集会を連続して闘い抜きました。世界金融大恐慌に突入した今日、労働者が主人公の社会を実現する以外に労働者人民が生きていく道はありません。そのことを北海道労組交流センターの仲間は、真っ向から訴えました。また、国鉄闘争の原点を守り抜き、11・2労働者集会へ結集することを呼びかけました。


 東北以北最大のタクシー資本である北海道交運グループの経営者は、燃料高騰や客の減少を理由に、この冬の燃料手当を2万円、独身者は1万2千円とすると言ってきています。資本は利益を確保した残りはこれしかないとしていますが、客の減少は歩合給の減少に直結しています。その上こんな金額では灯油一か月分にもなりません。資本は勝手に管理職を増やす一方、労働者には凍死しろと言っているのです。タクシー労働者の怒りは爆発寸前です。交運での構内集会では、この春に24時間ストライキを打ち抜き、団結を強化・拡大した各労組の代表が資本に対する反撃を宣言しました。
 行動終了後の交流会では、この日の闘いの成功を確認した上で、闘争団の仲間との間では、国鉄闘争の方針をめぐって、4者・4団体による和解か動労千葉のように闘うのか、激しい議論にもなりました。この冬は、闘って闘い抜かなければ、何万何十万の労働者人民が凍死させられかねません。労働者階級が進む道は、体制内運動の限界を突き抜ける職場闘争の貫徹と国際連帯の発展であるとの確信を、さらに深めました。北海道の労働者は、タクシーの仲間を先頭に11・2に総結集し、麻生打倒の闘いに合流します。(J・S)

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