東日本解放共闘第17回総会かちとる
12月21日、東京・江東区で部落解放東日本共闘会議第17回総会が開催された。解放共闘は、この1年間、部落解放闘争をめぐる激しい分岐を積極的・攻勢的に闘いぬき勝ちきって、この日の総会を迎えた。何よりも5・23狭山集会、10・26狭山集会を解放共闘が主催し全国連杉並支部・品川支部と一体で共同の闘いとして成功させたこと、11・2労働者集会には西郡支部とともに3支部がそろって深紅の荊冠旗を押し立て国際連帯を貫く隊列を登場させたこと、ここにこそ部落完全解放の道があることを100%示しきった。
「徹底的に帝国主義的融和主義の解放運動と対決して大勝利した!」。総括を提起する井上長治東日本解放共闘事務局長の言葉に力がこもる。93人の参加者全員も同じ思いだ。1929年を超える後のない世界金融大恐慌と真っ向対決する部落解放闘争が、ついに開始された! この感動、この興奮を抑えることはできない。激突の最前線は狭山闘争と西郡住宅闘争だ。住宅闘争支援基金運動の強化にむけ、田中れい子杉並支部長が西郡支部からの「この社会は、私たち部落民を含む労働者がまわしているんだ! 『生きさせろ!』の怒りを団結にしてたたかいぬく」と訴えるメッセージを紹介し、アピールした。これに応えて、ス労自主の中村和憲さんが「3支部のうち杉並、品川とともに闘う東京労組交流センターが基金運動を具体的な闘いとして取り組む」と、労組交流センターの決意を表明した。 そうだ! 6000万労働者階級―2000万青年労働者の先頭で、資本と非和解に闘い職場で団結を拡大し、「生きさせろ!」ゼネストの最先頭に解放共闘が立つのだ。狭山差別裁判徹底糾弾・第3次再審闘争勝利の帰趨も階級的力関係で決する。石川一雄さんと固く連帯し西郡闘争と両輪で狭山闘争に立とう。09年こそ解放共闘の年だ!
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