年末年始に続き青森で解雇撤回街宣

　年末年始街宣の熱が冷めぬ１月12日に、”解雇撤回街宣”を行いました。車から手をのばし、ビラを受け取る人や、わざわざ車から降りてビラを取りにきてくれるタクシー労働者。11・２東京日比谷の労働者集会の街宣の時から、同じ場所でやっているため、近くのショッピングセンターの労働者も、興味をよせている。休日ということで、家族連れも多い中、家族全員がビラを受けとる姿もあった。また、子供がもらったビラをじっと見るお父さんなど、老若男女問わず、ビラは受け取られた。

　街頭での一瞬の出会いをとことん大切にした。労働者に響く言葉、新鮮な一言。 “資本主義打倒”を生きた言葉で呼びかけた。「労働者が首を切られないと資本が生き残れないなら、そういうあり方が間違っている。世の中変えよう」というアジテーションに、「そうだ！そうだ！」と３人の青年が、声をあげて通る。
　元旦に「生きさせろ！ゼネスト」の、のぼり旗を見て、力強く「名前書きます！」と言って書名をしてくれた求職中の女性が、今日は一緒に街頭で署名を呼びかけてくれた。
　『解雇』、『生きさせろ』という言葉に反応しての続々の署名。「自分も解雇されたことがあるが、会社に理由を聞けなかった」と子供をおぶったお母さん。「自分たちが卒業するとき、仕事あるんだろうか」と高校生。同業者だからと家族が署名。栃木県で、昨年末に解雇されて地元に帰ってきたという青年労働者。
　そんな中、署名してくれたある青年労働者。「皆おとなしいよね、デモしたいよね」その言葉に、こちらも｢そうだ！今度一緒にデモやろう｣と応える。いつの間にか、カンパ箱を首にさげて、一緒にビラ渡しをしていた。「以前なら街で会っても、かるーく避けながらビラをもらう程度だった。まさか自分が配る側に立つなんて考えたことなかった」と彼は話す。
　街頭で会ったばかりの女性と、飛び入りの青年労働者の２人を加えて、初の５人での街宣。寒かろうが、地方で、人はそんなに多くはないけれど、熱い街宣はどこでも出来る！！団結の力をもって、解雇撤回闘争、まだまだまだ続くきます。（青森・Ｓ）