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国鉄解雇撤回 〝闘いはこれからだ〟 最高裁に10万超の署名提出

20150619c-1.JPG 6月16日、国鉄闘争全国運動が呼びかけた署名は、ついに10万筆を超えた! 解雇撤回・JR復帰を求める国鉄10万筆署名の第8次提出行動が行われた。この日に提出した署名は1万2208筆で、これで最高裁に提出した署名は10万1076筆となった。
 午後3時、最高裁前に動労千葉争議団の高石正博さん、動労千葉組合員、支援の仲間が集まった。それぞれの表情は、10万筆を集めきった達成感でものすごく明るい。

 動労千葉の川崎昌浩執行委員のリードでシュプレヒコールを行い、田中康宏委員長がマイクでアピールした。「10万署名は全国の仲間の力があって達成できた。闘いは署名を集めて終わりではない。闘いはこれからだ」「今国会で戦争のための安保関連法の審議が行われている。また、2千万人の労働者が非正規雇用にされている。こうした現実は国鉄分割・民営化と労働運動の後退によってつくり出された。だからこそ、首切りは正しかったなんて絶対に許せない」「新たな運動を始めよう。もっと大きな力をこの運動に集めてください」
 続いて、動労千葉顧問弁護団長の葉山岳夫弁護士があらためて1047名の首切りが国家的不当労働行為であることを強調し、解雇撤回判決しかないと最高裁に突きつけた。動労千葉を支援する会の山本弘行事務局長は「秋に全国で網の目のように国鉄集会を開き、ひとつの力にしていく。解雇撤回判決が出るまで闘い続ける」と決意表明した。
 闘争団の高石さんを先頭に、代表団が意気揚々と最高裁の中に入って署名を提出した。
 署名提出を終えて、高石さんは「どんどん仲間を増やして、最後まで闘っていきたい」と決意を語った。
 国鉄解雇撤回10万筆署名を達成した。この勝利の上に、闘いは階級的労働運動を力強くよみがえらせる挑戦へ本格的に突入する。ゼネストを実現し、最高裁を追い詰め、解雇撤回をかちとろう。(M)

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