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全国でメーデー闘争/群馬 群馬バス分会のストへ決起集会

群馬での集会後にデモ(5月1日 高崎市)

5月1日、群馬合同労組主催の群馬メーデーアクション2022が開かれ30人が結集した。参加者の約4割が女性だ。
この行動は何より、群馬バス分会のスト決起集会として勝ち取られた。群馬バスはコロナが始まってから年2回の一時金の減額を続けている。しかし、群馬バスの一時金は労働慣行として確立されたものだ。減額は「会社が厳しい時には労働者の賃金・労働条件を削ればいい」という態度の表れだ。団交を4月下旬に引き延ばした末、ゼロ回答。許さない。
運輸労働者の状況は悪くなる一方だ。資本は譲歩の姿勢など全くない。労働組合がストライキで声を上げる以外に生きていけない。群馬バス分会は少数だが、自分たちの決起で、すべてのバス労働者に闘いを呼びかけることを決めた。5月9日に24時間ストライキに立つ決意が表明された。
集会には、群馬の社会福祉法人で、昨年の夏に100人で労働組合を結成した仲間が参加し特別報告を行ってくれた。長い間の1人の孤立した闘いを仲間が見ていて、コロナで昇給が止まり、一時金が半分になる中で「いっしょに労働組合をつくろう」と言ってくれたのだという。労働委員会へのあっせんなども使いながら、力関係を変え、一時金やパートの賃下げ問題で成果をあげ、組合掲示板や会議室の使用も認めさせたと発言。大きな拍手をあびた。
読売新聞足利西部店で闘い、不当解雇撤回で労働委員会闘争を闘う組合員が、職場に戻り業界を変えると発言。中央タクシーで闘い、現在日本水陸両用車協会解雇撤回闘争を闘う書記長が不当解雇を弾劾し、「知床観光船事故の船長は前職の日本水陸両用車協会で闘うべきだった。そうすればあの事故は起こらなかった」と語った。スーパーの総菜製造で非正規として闘う執行委員から、現場で力関係を変え、職場の仲間から送り出されてメーデーに参加していることが報告された。
デモでは、ストへの連帯、戦争反対、台湾鉄道ストへの連帯などが力いっぱい訴えられた。(群馬合同労組・清水彰二)

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