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WA東京中部が春闘討論集会 3・20渋谷デモへ

 

 ワーカーズアクション・東京中部主催の春闘討論集会が2月28日、中央区内で行われ、中部地域の全逓労働者や民間の合同労組組合員ら約30人が参加。大恐慌下での春闘方針、各職場での闘いの報告、職場闘争の課題と展望などを始め、活発な討論が行われた。当面の最大の行動方針としてイラク反戦6周年3・20渋谷デモに全力を挙げようと誓い合った。集会に先立って、銀座マリオン前で街宣活動を行った(写真)。40歳代の女性が「派遣切りとイラク反戦に反対する団結署名を!」との呼びかけに、急ぎ足を止めて応じ「無条件支持! がんばってね!」。30歳代の男性は「『前進』ですか? 読んでますよ~」と激励の声をかけてくれた。

 

 集会では、全逓の青年労働者が基調の提起。①私たちはどういう時代に生きているか、②労働組合の路線をめぐる闘争が未来を拓く、③職場を超えて団結しよう、などの論点が簡潔に提起され、各職場の職場闘争の報告を皮切りに討論が行われた。
 討論の中では、3月いっぱいでの雇用延長拒否を通告された労働者が発言。「業務が原因で発症した障害を理由に、雇用延長打ち切りは許せない。自分は雇用延長を求めて全力で闘う」と怒りを表明した。報告で共通していたのは、資本による労働者支配が様々な形の「分断」として行われていること。そして既存の体制内組合幹部たちが、これを全面的に支えている現実だった。分断が支配している状況では、身分の不安定な非正規雇用の労働者は声も上げられない現実も明らかにされた。
 しかしこれを打ち破る職場闘争が職場全体を巻き込んで始まっており、資本と体制内派組合の一体となって職場支配を打ち破る具体的な道筋が、熱気あふれる討論のなかで明らかにされた。「職場内はもちろん、職場と産別を超えた団結拡大が勝利へのカギだ。とても意義のある討論になった」と、多くの参加者は語った。初参加の労働者も元気に職場闘争の報告を行った。討論集会の定例化も確認された。3・20渋谷デモへ全力で闘い抜こう。(KN)

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