動労総連合青年部を結成 青年の組織拡大へ挑戦開始
6月10日、千葉市のDC会館で動労総連合青年部の結成大会が行われた。
動労総連合の各単組から青年が集まり、明るく元気な雰囲気で打ちぬかれた。動労総連合のJRとJR関連の青年労働者が、同じ青年を組織することに挑戦する重要な出発点を築いた。
来賓あいさつで動労千葉の田中康宏委員長が「未来は青年のもの。青年自身が会議をもち、議論してさまざまな問題に答えを出してきた。その経験があれば大丈夫」と激励した。
参加した青年組合員が全員発言に立った。動労水戸の照沼靖功さんは「動労総連合の先輩たちが国鉄分割・民営化に反対して立ち上がったことを引き継いで闘う。そして青年自身の事業として、青年の未来を切り開く闘いにしていく」、動労神奈川の時廣慎一書記長は「ここにいる仲間と話をして、清掃の仕事も大事な仕事なんだと感じた。解雇撤回、非正規職撤廃へがんばっていく」と決意表明した。
当面する取り組みと青年部の規約を採択した。
そして青年部の新役員として、青年部長に北嶋琢磨さん(動労千葉)、副部長に照沼靖功さん(動労水戸)、書記長に山田和広さん(動労西日本)を全体の拍手で選出した。
新役員のあいさつで、北嶋青年部長が「腹の内を全部出してこその団結。それを引き出せる青年部でありたい。みんなの思いを形にしていきましょう」と訴え、山田書記長が「青年が主人公になれる組織をつくっていきたい」と述べた。
最後に北嶋青年部長が「俺たち動労総連合青年部は、正規・非正規の壁を超えて、まだ見ぬ仲間を獲得するために団結してがんばろう!」としめくくった。
〔写真〕新役員。左から照沼副部長、北嶋青年部長、山田書記長
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