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群馬3・5春闘統一行動勝ち取る!

 群馬労組交流センターと群馬合同労組は、3月5日春闘統一行動に起ち上がった。メインは群馬合同労組Y副委員長の高崎・S社における全日ストライキだ。前日の4日、Y副委員長と群馬合同労組はS社との団交にのぞんだ。これに先立ち2月下旬にS社は突如として業務の減少を理由にY副委員長の職場であるT工場の業務から撤退し、工場と業務はY社に引き継ぐ、T工場の従業員もY社に移ってもらいたい、という話を持ち出してきた。団交ではまずY社には行かない、と断固拒否を通告。社長は「それならやめてもらうしかない」などと解雇をにおわす。上等だ! やれるものならやってみろ! 組合は徹底的に闘うことを通告した。


 また「2万円の一律増額」を柱とする春闘要求に対して会社は文字通りの「ゼロ回答」。組合結成以来3年間、なめきったゼロ回答を会社は繰り返してきた。もうガマンも限界だ。Y副委員長は明日始業時から全日のストライキに入ると怒りを叩きつけた。会社は「解雇を通告したわけではない」「今まで話しあいでやってきたじゃないか」「今日はちゃんと仕事をやってくれ」などと完全にオロオロしている。そして団交終了から数時間後、T工場業務の他会社への移管を白紙撤回するとY副委員長に通告してきた! 大勝利だ!
 しかしそんなことで怒りが収まるはずがない。S社でもこの間派遣労働者や日系外国人の請負労働者が簡単に首を切られてきた。Y副委員長のストライキは、たった一人のストライキでも、すべての仲間の怒りを代表し、それに火をつける闘いだ。
 5日当日は、春闘統一行動に「年休スト」で合流した合同労組と交流センターの仲間とともに、早朝からS社本社門前でスト突入集会。そして昼休みはS社門前から周辺の工業団地をねりあるくデモだ。さらに駅頭街宣、他工場へのビラまきなど、一日の行動をやり抜いた。多くの労働者が「ストライキ」の言葉に電気にふれたように反応した。多くの労働者が底抜けの笑顔と「がんばって!」の声援で応えてくれた。ストライキの火は間違いなくこの日点火されたのだ! そして何よりも、革命まで止まることのない仲間の団結がしっかりとうち固められたことが最大の勝利だ。(群馬・T)

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