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大阪でパナソニック1万5千人首切りに反撃開始!

 パナソニック1万5千人首切りに労働者の怒りの反撃が始まった。パナソニック連帯労働組合と大阪北部ユニオンは、3月15日、「パナソニック1万5千人クビきり撤回! 北摂春闘勝利!」をかかげた集会を茨木市民会館で開いた。集会に先立つ3月12日には、茨木工場(プラズマディスプレイ組立・梱包)で開始された大量解雇を粉砕するために門前闘争を闘った(写真)。門前を埋め尽くしたゼッケン・横断幕・赤鉢巻にパナソニック資本は震え上がり、ガードマンをたてに逃げ回った。


 パナソニック資本はわれわれ労働者のクビを切っておきながら、クビを通告した請負労働者の前にも、労働組合の前にも、顔を出すことすらできない。本当に情けない連中だ。資本家の時代はもう終わりだ。労働者階級の怒りで、茨木工場の門前は制圧された。ぞくぞくと退勤する労働者がガードマンをにらみつけ、労働組合に笑顔で手をふる。解雇撤回まで闘うことを宣言して、この日の闘いは終わった。
 この闘いを踏まえて3月15日の集会は開かれた。冒頭、関西労組交流センターから連帯の挨拶が寄せられた。資本主義はもう終わりだ、という時代認識を武器に、動労千葉と結合して闘うことが訴えられた。パナソニック連帯労働組合から基調提起。「恐慌の時代、団結とストライキを武器に解雇撤回で闘おう」と訴えた。昨年11月にパナソニック高槻工場(蛍光灯)で開始された解雇に怒りを爆発させ、パナソニック連帯労働組合を結成。「工場内では闘いをやめろ」「出勤停止処分にする」とわめく資本に怒りを爆発させ、解雇撤回を闘っていることを報告した。さらに、団結とストライキを武器に、裏切り者=電機連合をとことん打倒して、解雇撤回を貫いて闘う決意を表明した。
 5・27国労臨大弾圧被告の労働者から「恐慌下、動労千葉の闘い方が全労働者の闘いになる。国鉄の中で体制内派との内乱を貫いてきたわれわれの闘いを全労働者の闘いとして勝利させよう」「クビを覚悟したとき、労働者は絶対に勝てる!」「ともに最後まで闘う」と強烈なアピール。さらに、駆けつけてくれた森精機の労働者から「資本とのやりあいにこだわりぬいて闘おう。ともに解雇撤回をかちとろう」と熱い訴え。全逓労働者、医療労働者、教育労働者、関西合同労組から闘争報告と3・20に立つ決意、「ストライキで闘おう」との訴え。また全学連からも「団結して闘う」との決意が述べられた。
 この集会で固めた団結を出発点に、3・20に結集し、ストを武器に解雇撤回まで攻め上るぞ! ともに闘いましょう。(北大阪・N)

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