愛知中央メーデー情宣に決起、「大恐慌を革命へ」訴え
5月1日、東海の闘う労働者は愛知中央メーデー(愛労連系)に「資本主義打倒こそ大恐慌への回答だ!」「改憲・戦争、民営化と労組破壊に立ち向かおう!」「3・25鉄建公団訴訟控訴審判決弾劾!1047名解雇撤回へ!」「麻生政権打倒!6・14全国労働者総決起闘争(動労千葉呼びかけ)へ決起しよう!」を訴え、青年労働者に用意した2500枚のチラシすべてをまききった。
会場メインの入り口に立てられた愛知労組交流センター、東海合同労組など闘う労働組合の旗が5月の空に翻る中を、次々と労働組合の隊列が第80回愛知中央メーデー会場白川公園に入っていく。「麻生政権・御手洗経団連と手を結ぶ連合中央・全労連中央をぶっとばそう!」「資本主義の最後の救済者=体制内指導部をぶっとばして労働組合を現場労働者の手に取り戻そう!」(「全国労組交流センター」メーデーアピール)などのチラシが手に手に手渡されていった。
「資本主義は終わった。今度こそ労働者が団結して倒す時だ!トヨタをはじめJP、JRなど労働者を分断し競争させる資本に対し、ストライキで闘おう!」鮮明なマイク情宣に笑顔で手を振る青年、チラシを仲間に渡す女性労働者、みんなの表情が明るくなった。
とりわけ、分割民営化の先兵となり「労使共同宣言」によって資本の軍門に下ったJR総連に対する批判に真剣に耳を傾ける労働者が多かった。87年の国鉄分割民営化攻撃に当時の動労が完全に屈服し、国労もストライキひとつ打てなかった。ここから、2千万青年労働者の非正規職化と貧困、有事法制定と海外派兵がはじまり、行きついた先が尼崎事故だった。
しかし、今、時代は変わった。闘う労働組合とマルクス主義が青年労働者のハートをつかむ時代なのだ。動労千葉のように、法政大学の学生のように、新自由主義にたいして「絶対反対」を貫き「団結の拡大で革命やろう!」と言いきるものこそ、この時代をつかむのだ。
メーデー闘争を牽引した東海の労働者は、息次ぐまもなく「大恐慌をプロレタリア革命へ!」の闘いを、連合・全労連傘下の労働者、そして未組織と民間の青年労働者のなかに持ち込む態勢を整えている。「麻生もオバマも打倒しよう!6・14渋谷大デモ」にむかって、全国の仲間のみなさん、職場で街頭で熱くたたかいぬこう!(東海合同労組・K)
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