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杉並、田母神講演粉砕、「つくる会」教科書粉砕へ集会とデモ

 7月12日、田母神講演会粉砕・「つくる会」教科書採択反対労働者集会(杉並・産業商工会館)とデモが、東京の仲間を中心に160名を結集。都議選投票日の選挙情勢を吹っ飛ばす闘いを終日貫徹し、翌日の「田母神講演会」粉砕に向けた解放的な闘いとして大勝利した。


 集会は、東京西部ユニオン青年部の司会で始まり、北島邦彦杉並区議が基調を提起。大恐慌が戦争に進むなか、労働組合・労働者階級がいかに生きぬくかが問われていること。労働者階級の国際的団結、階級的団結こそがが保護主義・排外主義攻撃をうち破るものであり、社会の根本的変革=革命の勝利の道を開ものであると提起。今日、日帝の危機のもとでうち出された道州制推進「国民運動」や橋下・大阪府知事や横浜・中田市長達の首長連合に杉並・山田区長が名乗りをあげ、道州制攻撃の突撃隊となっていると徹底弾劾し、山田の杉並丸ごと民営化絶対反対を掲げて闘ってきた立場から、絶対非和解の戦闘宣言を発した。
 田母神反革命と真っ向から対決する元自衛官の仲間、「つくる会」教科書採択に反対する・杉並親の会の仲間から田母神講演会粉砕、「つくる会」教科書粉砕の闘いへの決意が熱く語られ、教労現場や、職場で非和解的に闘う中に仲間を組織する展望があると解雇撤回を闘う日逓・中野の青年の報告が続いた。
 西部ユニオンの仲間からは、10数名の分会結成が報告され、「一匹狼」として資本と闘ってきた労働者が、「団結した狼になった」、労働者が階級的に団結する中に一切の展望があると感動的な報告がなされ、会場を席巻した。
 集会後、150名のデモが区役所前から阿佐ヶ谷駅に向け、「田母神粉砕」「『つくる会』教科書粉砕」「道州制・民営化絶対反対」のコールで圧倒的注目をあび、沿道から学生や市民が合流した。
 デモ後に50人で阿佐ヶ谷駅南北口を制圧した大街宣を実現。妨害に現れた警視庁公安刑事に対し、北島議員を先頭にして激しく弾劾と抗議。駅前は騒然とし、「公安デカは街宣への弾圧するな」シュプレヒコールが叩きつけられ、公安デカの妨害を粉砕して街宣が貫徹された。圧倒的な勝利感を持って闘い抜き、翌日の「田母神講演会」粉砕の闘いに決起することを確認した。(杉並IM)

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