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12・4「もんじゅ」現地闘争で国鉄全国運動を訴え、大反響

s20101206a-1.jpg 12月4日、「‘10もんじゅを廃炉へ!全国集会」が、福井県敦賀市白木現地で行われ、全国から850名の労働者・学生が結集した。今年5月6日の高速増殖炉「もんじゅ」運転再開強行と8月26日の燃料交換中継装置落下事故への怒りと、「もんじゅ」廃炉まで闘い続ける決意で「もんじゅ」ゲート前までのデモと抗議行動を闘い抜いた。(写真 暴風雨の中行われた白木海岸での集会。前方に見える建物が「もんじゅ」)
 われわれ北陸労組交流センターと富山大学学生自治会は、関西、東海の交流センターの仲間と全学連の学生とともに、「12・3-4動労千葉スト連帯!国鉄1047名解雇撤回!朝鮮侵略戦争阻止!日帝の核武装阻止!菅政権打倒!」を鮮明に訴え、用意した1000枚のビラを参加者にまききった。

s20101206a-2.jpg 集会を取り仕切っている平和運動センターの体制内幹部は、「事故で運転停止しているのだから、このまま廃炉にしてくれ」と政府や原子力研究開発機構に「お願い」するばかりで、労働者の団結の力でもんじゅを廃炉にしようという展望と方針をまったく示そうとしない。
 また、カクマルや塩川一派などの反革命集団も、結集した現場労働者の闘いに火がつくことを恐れ、資本や体制内ダラ幹と一体となって闘争破壊をねらっていたが、まるで意気があがらない。カクマルは排外主義と国益主義をむき出しにして「中国スタ官僚による尖閣諸島略奪」を弾劾し、「日本の国益がおびやかされている」と田母神も驚くような右翼ファシストの姿をさらけ出していた。
 われわれ「動労千葉派」「11月労働者集会派」のみが、労働者の階級的団結、国際連帯闘争こそが帝国主義の侵略戦争と核戦争を止める力だということを鮮明にさせ、参加した労働者・学生と圧倒的に合流した。(写真 国鉄全国運動ののぼりを立て、アジテーションとビラまきを貫徹)
 午後からは、敦賀市内で屋内集会と敦賀駅に向けた市内デモが行われた。われわれは、会場前で参加者へのビラまきと「国鉄全国運動」賛同署名を訴えた。ビラは瞬く間になくなり、「国鉄全国集会」賛同署名は30筆集まった。
 「国鉄1047名解雇撤回をかちとろう」の呼びかけに、「あくまで解雇撤回を!」と応じる教育労働者や「横浜APEC闘争のとき署名しました」とうれしそうにこたえる労働者。署名隊の前に行列ができるほど、自治労や日教組傘下の労働者が次々と署名した。そして、署名に応じた多くの労働者が、動労千葉のストと新たな組織拡大の報告を聞くと目を輝かせ、「一緒にがんばりましょう」と共感を示してくれた。
 4者4団体幹部がどんなに1047名闘争解体に走っても、現場の労働者は制動を打ち破って、あくまで解雇撤回を貫く闘いに勝利の展望をつかみ取っているのだ。
 「もんじゅ」はその維持管理のために、1日5500万円もの税金が投入されてきている。その一切が、労働者階級から収奪されたものである。米帝とともに朝鮮侵略戦争へと突き進み、核武装―原発・武器輸出のために、さらなる労働者への大失業と搾取を強制する菅民主党・連合政権を打倒しよう。動労千葉の闘いと国鉄全国運動には、労働者の階級的魂を揺さぶる力がある。2011年に向かって、さらに組織し、組織し、組織しよう。

(北陸K) 

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