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7・19関空反対集会・デモが大高揚

 19日(日)午後、大阪府泉佐野市で関西新空港反対全国集会が開かれた。集会には、275人が参加し大成功した。地元から60人が参加した。そして大阪、東京、千葉、広島、愛知、九州など全国から参加した。昨年の1・5倍の参加者で、大変高揚した集会、デモになった。


 今年の関空闘争は、泉州住民の会が単独で主催した。主催者には一抹の不安もあったようだが、取り越し苦労であった。全国から闘う仲間が駆けつけ成功した。関空集会をめぐっていろいろ声明が出たことが、逆に闘う路線を問う結果になり、参加者を増やした。
 集会は、泉州住民の会の中山綾子さんの司会で始まった。冒頭から「14人の役員が討議を重ね、今日の集会を開催しています」と泉州住民の会の決意を述べて始めた。
 国賀祥司事務局長が基調報告を行い、「世界恐慌のなか関空闘争に勝利できる絶好の情勢を迎えている。今こそ闘うときだ」と時代認識を述べ、「闘い勝利する路線は、道州制粉砕!橋下打倒!にあること、闘う部隊は住民と労働者の団結した力にある」と述べた。参加者から大きな拍手で支持された。
 関西新空港は便数、旅客が毎月減っていて倒産の危機、いや実質的に倒産している。GM倒産や自民党の瓦解と同じく、われわれの闘いが勝利できる情勢になったと確信させた。
 もう一つ、動労千葉が決定的な発言をした。「泉州住民の会の声明を支持する。関空闘争の主体は地元・泉州の住民と労働者。長年、地道に闘ってきたことを知っている」と熱烈に発言、また関実声明や反対同盟声明にもふれた。この発言にはひときわ大きな拍手と「異議なし!」の声が出た。
 7・19集会は、泉州住民の会が司会から基調報告、カンパ、決意表明、閉会あいさつなど、全部やりきった。また全国から闘う仲間が参加した。全国労組交流センター代表、動労千葉、8・6ヒロシマ実行委、婦人民主クラブ全国協議会、部落解放同盟全国連西郡支部、関西労組交流センター、自治体労働者、八尾北医療センター労組、関西合同労組泉州支部、全学連の10団体の代表があいさつと決意表明した。
 泉州住民の会を中心とした、闘う新たな関空闘争が登場した。住民とともに労働者階級が関空闘争を闘うことを明らかにした。(泉州・K)

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