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富山市でNAZEN北陸結成2周年集会が大成功

20131220b-1.jpg 12月14日、富山市でNAZEN北陸結成2周年集会が行われ約20人が集まり大成功しました。
 12・14集会は、ビラや宣伝物、集会の運営と役割までNAZEN北陸の学生・青年が担いきり、誰もが「やりきった」「成功した」という表情で、勝利感と闘いの前進を感じさせました。
 冒頭に、反原発福島行動 '13のDVDが上映されて集会がスタート。司会は2人の富山大生が担いました。 

 司会あいさつの後、特別講演が行われました。講師は、ふくしま共同診療所運営委員であり3・11反原発福島行動 '14の呼びかけ人である椎名千恵子さんです。
 椎名さんは、去年12月の総選挙での自民「大勝」の「世論」に屈した既成の政党・党派が、3・11当日の集会を断念して3・23集会になったことを悔しさと怒りをもって語り、3・11を反原発の闘いの日にするために3・11反原発福島行動を呼びかけたことを自分の信念とともに語りました。14年の闘いについて「被曝の問題は誰も語らない。本当につながっていくために自分たちが変える。自分たちが変われるかという分水嶺(ぶんすいれい)に来ている」と3・11集会への参加をアピール。また、ふくしま共同診療所の闘いを紹介し、多発する甲状腺がんについて「解釈の問題ではない。数値、実態が示している」と具体的な闘いを踏まえて語りました。そして、ふくしま共同診療所は心の問題にもかかわる「第2ステージ」に来ていると話しました。
 富山大生が基調提起を行い、情勢を明らかにして、NAZEN北陸がキャンパスで原発御用学者弾劾と教育の民営化反対を闘い、放射能汚染がれき搬入を巡りJRや焼却施設で被曝労働反対を訴え闘ってきたことを生き生きと総括しました。
 質疑応答・フリートークでは、福島県の主な首長選挙での現職敗北に見られる福島の怒りや保養の意義が語られ、椎名さんはドイツ反原発ツアーで労働組合とゴアレーベンの農民の結合の重要性を実感したと報告するなど、豊富な意見が出されました。
 初参加の学生は「ネットなどで調べていたが『本当なのかな』と思って参加した。話を聞いて実感した」と語り会場を沸かせました。学生のアピールは「大学はやれ英語だキャリア教育だと、仕事に就くためだけの場になっている」「学生は自分たちで社会を変えていく」と、大学改革に怒りをもって対決する意志を示しました。青年労働者も「福島の現実は青年労働者の現実。新自由主義の実態だ」と、福島と連帯して職場で闘うことを表明。
 最後に3・11アピールが読み上げられ、原発廃炉と3・11反原発福島行動へ攻め上っていくことを、参加者全体の大きな拍手で確認しました。(北陸・N) 

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