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8・2革共同集会、1060人が国鉄・三里塚決戦突入を宣言

 7月26日の関西、仙台に続き、8・2東京の革共同政治集会は、豊島公会堂に1060人の労働者・学生・農民を結集して大成功をかちとった。青年労働者・学生を先頭に、11月労働者集会1万人決起を本当に実現するのだという、強烈な決意と熱気が会場からあふれ出すような集会だった。基調報告に立ったのは、1985年10・20三里塚蜂起戦~11・29浅草橋戦闘を文字通り先頭に立って担い、16年にわたる長期獄中闘争の勝利者である鎌田雅志同志である。


 鎌田同志は、戦後史上最大の革命的激動期に突入したこの09年前半期の闘いで、体制内運動との党派闘争に勝ち抜いて「大恐慌をプロレタリア革命に」の実現過程に突入したことを圧倒的に確認、「とりわけ法大暴処法弾圧を敢然とはね返した闘いが階級闘争のレベルを塗り変えた」「6・14~15の中央政治闘争の爆発を〈戦争と改憲、民営化と労組破壊〉攻撃と対決し、国鉄を基軸とする4大産別決戦で革命を切り開く戦略的総路線の実現として成功させたことは決定的だった」と鮮明に総括した。そしてこの秋の11月労働者集会1万人決起を、「国鉄・三里塚決戦の爆発の力で、そして国際連帯闘争の決定的前進で実現しよう」との方針を満場の拍手と歓声のなかで確認した。
 マル学同中核派の学生同志は「法大闘争3年半の死闘は、権力・資本に対する絶対反対の団結が、敵の暴力支配を完全に打ち破った」と宣言、マル青労同の青年労働者同志は「職場生産点で、職場の仲間とともに、資本や体制内指導部と日々対決する中に生きたマルクス主義がある。本物の労働者の党を作ろう」と訴えた。続く4大産別の労働者の勝利感あふれる発言には、会場の割れるような拍手が応えた。
 また本集会には三里塚芝山連合空港反対同盟から北原鉱治事務局長を先頭に萩原進さん、市東孝雄さん、鈴木謙太郎さんら7人が参加し登壇した(写真)。北原さんは「今日の集会の熱気は、革共同の皆さんが三里塚をはじめ闘いに命をかけてきた証明だ。革命は必ず勝利する。今一度、農地強奪阻止の決戦へ」と訴え、10・11三里塚全国闘争への総決起を呼びかけた。これに応え、全学連委員長代行の坂野陽平君は「三里塚の反対同盟とわれわれの闘いは一体だ。全学連は10・11三里塚そして11月労働者集会に空前の結集を実現する」と力強く宣言した。
 「新しい時代の幕開けを圧倒的に実感した」(閉会宣言)すばらしい政治集会だった。(KS)

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