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7日神戸地裁、8日大阪地裁と裁判員裁判抗議行動

9月7日神戸地裁、8日大阪地裁と、関西でも裁判員裁判が開かれたことに対し、とめよう戦争への道!百万人署名運動大阪府連絡会の呼びかけで、連日の抗議行動が闘われました。
 7日の神戸地裁前では、早朝からのビラまきを行い、続く8日大阪地裁前抗議行動には、呼びかけに応えて、百万人署名運動奈良県連絡会、全国連西郡支部、大阪星野さんを取り戻す会、関西労組交流センターなどから延べ約40人が結集し、早朝から闘いぬきました。また、裁判員制度はいらない!大運動の武内更一弁護士と裁判員いらなインコがこの日のために東京から駆けつけ、大阪弁護士会の富崎正人弁護士と一緒に抗議行動の先頭に立ちました。百万人署名運動と裁判員制度はいらない!大運動との共同の行動で、大阪の地でついに、裁判員制度絶対反対の闘いを大衆的に爆発させる突破口を切り開きました。


朝8時、大阪地裁正面に登場し、「裁判員制度はいらない!大運動」の横断幕、「百万人署名運動」の幟、旗を林立させるとともに、大阪地裁4か所の入り口に分かれ、幟を立て、呼び出された裁判員候補者、出勤してくる裁判所の職員、報道陣や通行人にビラまきを行いました。大運動の弁護士とインコは、地裁正面前に陣取り、でマイクを握って道行く人々に抗議のアピールを続けました。
9時半過ぎには全員が正面に集まり、ミニ集会が開かれました。大運動の二人の弁護士、百万人署名運動大阪府連絡会、全国連西郡支部、ス労自主、大阪星野さんを取り戻す会からのアピールを受けた後、裁判員の選任が行われる裁判所に向かって全員で抗議のシュプレヒコールを上げました。
11時、傍聴手続きが行われる地裁第二別館近くの路上に移動し、傍聴を希望する人や通行人、裁判所にきた人々にビラを手渡し、裁判員裁判に対する抗議のアジテーションを続け、第二弾の抗議行動が行われました。
12時半すぎ、簡単な総括集会が開かれました。この中で、ビラを受け取る人々の反応が良く2000枚のビラがまかれたことが報告されました。そして、裁判員制度を廃止に追い込むまで粘り強く闘い続けること、10・2全国集会を成功させ、11月集会1万決起をかちとることが勝利の核心であることを全体の拍手で確認し、今日の行動を終えました。
百万人署名運動大阪府連絡会呼びかけによる連日の抗議行動の成功、とりわけ大阪での大衆的取り組みとしての成功は、大きな意義があります。
それは何よりも、裁判員制度を国家権力と一体となって推進している日弁連主流の牙城である大阪の地で、裁判員制度絶対反対の大衆的反撃の火柱を燃え上がらせたことです。そしてとりわけ、労働者民衆の裁判員制度に対する怒りの決起を確信して、たとえ一人きりであっても「絶対反対」を貫く裁判員制度はいらない!大運動の弁護士との共同の闘いとして爆発させたことの意義は計りしれません。
「罰金10万円」の恫喝にもかかわらず、8月3日の東京地裁での開始以来、辞退者、欠席=拒否者が相次いでおり、神戸では6名、大阪でも3名の欠席=拒否者が出ています。大阪地裁は、「高い出席率だった」と宣伝していますが、実は呼び出し状送付の数を、それまでの半分に減らしていたのです。労働者民衆の怒りの前に、裁判員制度の破綻は必至です。労働者民衆の「絶対反対」の怒りの息吹で、日弁連を分岐させていこう。
また、8月22日に開かれた百万人署名運動全国活動者会議での論議と確認を踏まえ、あらたに大阪府連絡会として再出発することを決意し、勝利的に確実な一歩を踏み出すことができたことは決定的です。
10月27日には京都地裁と大阪地裁堺支部、11月24日には奈良地裁で裁判員裁判の強行が予定されています。神戸、大阪と連日闘いぬく中で、それに向かって「裁判員制度絶対反対」の宣伝と闘いを繰り広げていくとともに、一切の勝利の核心である11月全国労働者集会の1万決起実現のために、闘い続けていく決意を改めて打ち固めました。(関西 B・M)

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