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千葉、裁判員裁判に抗議行動。動労千葉が合流しデモ

 9月14日、千葉県で初の裁判員裁判が行われ裁判員制度はいらない!千葉県実行委員会に結集する広範な労働者・市民の闘いが迎え撃った。動労千葉がそれを牽引した。
 朝、30名が地裁前に結集。裁判員拒否者 Iさんが「私は人を裁きたくない!」という怒りの声をあげた。動労千葉からも、裁判員制度が戦争と改憲攻撃であり、11・1で反撃しようとアピールが行われた。地裁前を通る県庁労働者の注目のなか、1000枚のビラはすぐになくなった。


 12時からのデモには多くの動労千葉組合員が合流し、80名の隊列で千葉地裁を包囲し、「千葉地裁はただちに裁判員裁判を中止せよ!」「裁判員をみんなで拒否しよう!」とシュプレヒコールをとどろかせた。
 その後の千葉駅街宣では用意したビラ500枚はすぐにまききってしまった。一方、何人かは裁判員裁判の傍聴に入った。公判前整理で、検察・弁護側が、どこに裁判員の注意を向けることにするかというシナリオのもと進められた裁判は、完全な「裁判ショー」であり、多くの傍聴者が「茶番でしたね」と話かけてきた。 これは裁判などといえない。同時に、労働者にとって、資本への怒りを労働者同士に向かわせる、団結破壊攻撃そのものです。わたしたちは、裁判員制度を本当に廃止させるような労働者・人民の決起をつくりだすためにも、戦争・改憲への道を阻む結集軸として11・1への大結集運動をまきおこし、そこからさらに「裁判員制度はやっぱりいらない12・5千葉県集会」の勝利をかちとっていくつもりです。
(裁判員制度はいらない!千葉県実行委員会 N)

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