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動労西日本が連帯行動、10・16JR広島車両所前で宣伝戦!

 10月16日午後5時から、動労水戸第4波ストおよびJR東日本本社緊急抗議行動と連帯して、動労西日本と動労千葉を支援する会・広島の仲間は、大江委員長を先頭に、広島におけるJR総連・貨物労組の牙城であるJR貨物・広島車両所の門前に登場した。「動労西日本」と「11・1労働者集会」の赤い幟を林立させて、旧執行部の脱落・逃亡を粉砕して再建を勝ち取った動労西日本の本部情報と11・1集会ビラを配布した。


 JRの職場では、今も露骨な不当労働行為、団結破壊攻撃が続いている。運転士の国家資格をもちながら、動労水戸や動労千葉の組合員であるというだけの理由で20年以上も運転士に発令しないという露骨な差別事件で、最高裁の勝利判決をかちとった。ところがJR東日本は、判決を守るどころか、それを逆手にとって、動労水戸の組合員を通勤に4時間もかかる職場で運転士に発令しようとしている。千葉では、動労千葉の車両検査係を業務から外し、組合役員を狙い撃ちで配転する攻撃がかけられている。こんな卑劣なやり方は絶対に許せない。この攻撃に対し水戸、千葉の仲間は何度ものストライキに立ち上った。しかし、闘いはこれからが正念場だ。
 西日本では尼崎事故をめぐり、事故調査委会の委員に飲食接待を繰り返し、報告書を改ざんさせようとしていたばかりか、意見聴取会の「公述人」に見解の変更を求めて賄賂を送っていたことが明らかになっている。107名の乗員・乗客の生命を奪っておきながら事実を隠ぺいすることしか考えていなかったのだ。東日本の信濃川での不正取水問題など、違法行為が平然と繰り返されている。
 事故や車両故障が多発し、安全は崩壊しようとしている。これが民営化の結果もたらされたものだ。、国鉄分割・民営化は戦後最大の労働運動解体攻撃だった。その結果もたらされたのは1000万人をこす労働者が非正規職に突き落とされる現実だ。そして今また、社会保険庁解体・1千名の首切りをはじめ、道州制導入をめぐり、「国鉄方式」で公務員労働者360万人を一旦解雇し、選別再雇用するという究極の民営化=労組破壊攻撃がかけようとしてる。すべての労働者の怒りの声の先頭に国鉄1047名闘争の旗をおし立てて闘おう!10・16行動から11・1労働者集会に攻めのぼろう。広島から、動労西日本の仲間を先頭に、巨万の隊列を、東京・日比谷に登場させるぞ!(T.N)

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