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法大暴処法裁判・秋吉裁判長の保釈却下決定弾劾!

 法大暴処法弾圧の5学生の保釈請求に対して、12月10日、東京地裁・秋吉淳一郎裁判長は2度目の却下決定を強行した。絶対に許せない! 弁護団は15日、東京高裁へ抗告した。却下決定の唯一の口実は「罪証隠滅のおそれ」だが、そもそも暴処法の適用はデッチ上げだ。隠すような「証拠」そのものがない。逆に、法大が日々強行している教育の新自由主義化の犯罪性を暴き出してきた8学生を8ヶ月にもわたって勾留し続けている東京地検と東京地裁こそ、最悪の証拠隠滅を行っているのだ! 「裁判」の名を借りた法大学生運動圧殺の政治弾圧を、もうこれ以上許すことはできない。

 岡本検事はなんと、2006年3月以来の法大当局の大弾圧を「学内浄化運動」と呼んでいる。何という言いぐさか。まさに「不純分子の一掃」こそ、かつての日帝やナチス・ドイツを始めとする危機に陥った帝国主義が革命運動に対していつもやってきたことではないか。8学生にかけられた「建造物侵入」罪も「威力業務妨害」罪も、「暴力行為等処罰法」違反も、すべては「学内浄化運動」=弾圧のための口実であると岡本検事は告白しているのだ。語るに落ちるとはこのことだ。法大弾圧に失敗し、5・27国労臨大闘争弾圧でも完全敗北して頭に血がのぼった治安検事の無様な姿そのものだ。8名を訴追している検事がこんな暴言を吐いた以上、裁判所の取るべき態度は唯一、公訴そのものを棄却し、8名全員を即時釈放すること以外にない。
 ところが秋吉裁判長は、なんとこの検事の意見を容認して保釈請求を却下したのだ。絶対に許せない。法大弾圧公判は年末まであと3回(12月17日、22日、25日)行われる。この一回一回の公判闘争が年内保釈奪還のギリギリの攻防の中で闘われる。すべての労働者・学生・人民は、8学生の年内奪還を全力で闘いとろう! 12・17総決起集会(18時弁護士会館)への怒りの大結集で、敵権力を震え上がらせ、8学生をクリスマスまでに奪還しよう!(SU)

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