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新潟で羽越線事故弾劾・JR体制打倒の集会・デモ

 羽越線事故から4年、12月23日新潟で、JR体制打倒を宣言する集会とデモが、国労5・27弾圧と法大弾圧をうち破って闘う労働者・青年・学生60人を結集して意気軒昂とうちぬかれた。最初に全員が新潟駅前に登場し、「羽越線事故・信濃川不正取水弾劾」の横断幕を広げて、国労現場組合員を先頭にハンドマイクでJR東日本を弾劾した。この現場の怒りに恐れてJR勤労課は妨害に出ることもできなかった。その後、新潟支社隣りの公園で、JRの関連会社で働く青年労働者の司会で弾劾集会が始まった。

 まず動労西日本と動労千葉を支援する会・広島のメッセージが紹介され、国労共闘新潟の星野文男さんが闘いの基調を提起した。星野さんは「5人を殺した松田相談役、『水ドロボー』の清野社長こそ監獄に入れるべきだ。諸悪の根源こそJR体制、JR労使ゆ着・結託体制だ。検修外注化は、資本家が青年労働者を徹底して搾取し、大事故を招くものであり、JR体制打倒の絶好のチャンス。職場で反撃し、来年の2・13代々木公園集会に総決起しよう」とJR体制打倒の戦闘宣言を発した。
 次に動労千葉の滝口誠特別執行委員は、09年の闘いを振り返り、「5人の怒りにけじめをつける。松田・清野に決着をつけるのはわれわれ労働者だ。外注化は絶対に破綻する。2010年を総反攻の年としよう」と述べた。国労北海道闘争団の成田昭雄さんは、「今、闘争団の中に地殻変動が始まっている。1047名闘争は俺たちが主人公であり、国労5・27弾圧被告のように闘おう」と解雇撤回まで闘う決意を明らかにした。郡山工場の国労組合員は、「革同は『検修外注化には反対だけど、会社との関係で反対とは言わない』とごまかしている。この闘いは東労組と国労内革同との闘い」と述べた。新潟の国労貨物の青年は「朝の点呼で会社はくり返し『収益』と言うが、労働者にとって何の意味もない。資本家にとって必要なだけだ。分割・民営化がつくりだした分断をのり越えてともに闘おう」と、支社内から集会を見入る青年労働者に向かってアピールした。
 新潟県労働組合交流センターの代表は「自治労の腐敗した幹部をぶっ飛ばし、社保1000名解雇を許すな」とアピールし、解雇攻撃を受けている新潟地域一般ユニオンの女性労働者は「1047名闘争と一体で闘う」と決意を語った。
 デモは「動労千葉を支援する会・新潟」ののぼり旗を先頭に、JR新潟支社・新潟駅を二重三重に包囲し、労働者人民の圧倒的注目と期待を集めた。デモ後、交流会が開催され、東北せっけん労組、全金本山労組、福島合同労組、東北大自治会、国労共闘全国協議会が闘いの報告と2010年大決戦に向けた決意を語った。最後に国労秋田闘争団の小玉忠憲さんが「4者4団体は『悪法も法だ』と言い出した。それをのりこえて闘うのが労働者だ。裁判でどんな結果になろうと1047名解雇撤回は、労働者の団結で絶対に勝ちとれる。検修外注化は、鉄道業務をやめるということだ。安全は集団の力で強制するしかない。JR東の経営陣は10億円をふんだくっている。これをひっくり返すのが革命だ」と力強く語り、交流会を締めくくった。(国労共闘新潟・H)

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