6・6新宿街宣、右翼・反動との激突に大勝利!
6月6日、国鉄解雇撤回の新たな全国運動の新宿街宣は動と反動が入り乱れる激しい攻防の中で、圧倒的な団結の力で大勝利した。宣伝隊はキャラバンカーと「鳩山政権を打倒したぞ!」の横断幕を掲げて登場した。西口には右翼も「日米安保強化」「道州制実現」などを叫んでいたが、次々と労働者・学生が合流して雰囲気が変わり、国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する署名がどんどん集まり始めた。非正規労働者や学生をはじめとした若者がもっとも署名に応じた。
ある男性は政治和解の内容を聞いて、「マンション管理組合で道路建設に反対したのに個別撃破で買収・分断されて敗北したことを思い出した」「こんなことでは労働組合として成り立たないね」と署名をした。「沖縄に基地を押しつけるのは反対だ」という自衛官は「もうすぐ任期が切れて労働者になるので勉強したい」と前進を買って帰った。自立支援法に反対している男性は、解雇撤回を貫く闘いに感激して何度も署名隊を抱きしめ、6・13への参加を約束した。署名用紙にはたくさんの「がんばってください」というメッセージが寄せられた。
他方で今日の街宣では、右翼のみならず、人民の中から朝鮮侵略戦争反対の訴えや民営化反対の主張に食ってかかってくる激しい反動的な反応も何度かあった。まさに激動情勢の中で、激しい階級闘争が街頭で闘われているのだ。今日の勝利は、こういう一つ一つの激しい反動に対して、街宣隊が一歩もひるまないで、団結の力で階級的な原則を貫き、あくまで階級を獲得する革命的な楽観主義を貫いたことにあった。
結局署名は110筆、チケットは10枚、カンパは6500円と、前日の秋葉原街宣を上回る大勝利を勝ち取った。すべてはのべ25人の過去最高の街宣決起の団結が勝ち取った勝利である。すべての労働者のみなさん! 6・13まであと1週間だ! 新宿街宣の大勝利を引き継ぎ、団結の力で反動に立ち向かって、6・13大集会の大成功をもぎりとろう!(SG)
写真上は 新宿西口を制圧した街宣隊。次々に署名の輪ができた。写真下は「戦争反対!解雇絶対反対!」を断固として訴える労働者。
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