1. HOME
  2. ブログ
  3. 札幌で国鉄闘争全国運動の10月集会が画期的成功

札幌で国鉄闘争全国運動の10月集会が画期的成功

s20121023a.jpg 10月21日、国鉄闘争全国運動・北海道の主催で、北海道総決起集会が開催され、昨年を上回る結集で大成功しました。集会は、司会あいさつに続いて、呼びかけ団体の自交総連北海道地連の労働者から、「日航も国鉄と同じ安全を無視した組合つぶし。他人ごとではない。原発事故では国家も裁判所もみんなグル。子どもの未来を大切にしないような国はあってはならない。だから団結して闘おう」との訴えがありました。
 

 国労旭川闘争団の成田さんは、「故郷の地・北海道の国鉄集会で発言するのは感無量」と語った上で、「4・9政治和解」を徹底的に弾劾し、国鉄1047名解雇撤回闘争を、筋を通して闘い抜く決意を明らかにしました。その上で、青年労働者の決起を先頭に10・1外注化阻止の闘いが爆発し、動労千葉への6・29判決が示すように、国鉄分割・民営化を根底からくつがえす展望が切り開かれていることを報告、11・4日比谷で会いましょうと結びました。
 大阪から駆けつけた教育労働者は、6・19橋下打倒闘争への北海道からの結集に感謝の意を表し、この春の卒業式闘争の経過を中心に闘いの前進を報告してくれました。橋下の攻撃が、公務員全員解雇・非正規化による団結破壊・労組破壊であることを見すえ、処分を恐れぬ闘いを打ちぬくことが団結を強化していく道であると強調されました。
 基調提起に立ったタクシー労働者は先ず、職場の闘いで団結を拡大し、この集会に同じ職場の組合員が多数参加していると報告しました。そしてタクシーでの急激な賃金の低下が、新自由主義攻撃とその破綻の結果である世界大恐慌によるものであり、今や全世界で新自由主義に対する労働者階級の反乱が燃え広がっていることを明らかにしました。さらに新自由主義の下では労働者だけでなく学生も高齢者も、誰もが生きられないことに多くの人が気付き始め、反原発の闘いの爆発が示すように「根本的な体制変革」が始まっていることを強調しました。具体的には、まともに列車を走らせることが出来なくなったJR北海道の現実も実は外注化が原因であり、動労千葉・動労総連合に続いて外注化阻止の闘いにともに立ち上がろうと訴えました。また、経済界が泊原発再稼働への動きを強めていることに対して、街頭だけでなく、タクシーでの取組みを紹介して職場から反撃していこうと呼びかけました。
 これを受けて自治体、NTT、電機、非正規などの仲間が次々と闘う決意を明らかにし、最後に司会の労働者からの11・4総結集の提起を受けて集会を終えました。(北海道・JS) 

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択